「残りの人生ってどのくらいあるんだろう?」
「生活にかかる時間を引いたら、自由につかえるのは何時間だろう?」
まだまだ20代だから若いと思っているあなた、20代は人生の折り返しで若くはありません。
時間は無限にあると思っているあなた、人生で自由に使える時間は18年しかありません。
残りの人生を計算してわかった時間の大切さについて解説します
残りの人生は何時間か計算してみましょう!
人間の平均寿命が80歳だとした時に、一人当たりの持ち時間は、
80年×365日×24時間=約70万時間
そして、残りの人生を考える時には、
(80歳ー現在の年齢)×365×24時間=これから生きる時間
例えば、あなたが25歳の場合は(80歳-25歳)×365×24時間=約48万時間
さらに、そこから、労働時間と寝る時間(およそ1/3)を引くと、自由に使える時間は・・・
これから生きる時間×1/3=自由に使える時間なので、約48万時間×1/3=16万時間
つまり、25歳の場合は睡眠以外に使える時間は16万時間であり、約18年になります。
そこから生活に使う時間とかを引いていくともっと少ないです。
人生の中で自由に使える時間はどのくらい?
人生の中で自由に使える時間はどのくらいなのでしょうか?
80歳まで健康で生きられることを考えて計算していきましょう。
睡眠に使う時間は26年
ちょっと寝過ぎかもしれませんが、8時間睡眠だとすると、1日に1/3は寝ていることになります。
80年÷1/3で26年
食事にかける時間は4年ほど
調理する時間も含めて、朝食で20分・昼食で35分・夕食で20分の計算で計75分使う場合だと1日の内の5%を夕食に使っている計算になります。つまり、「80年×5%=4年」となるので、4年分くらい使っているのです。
テレビを見る時間は約12年
ある調査によると、人生でテレビを見る時間は約12年分に相当すると言われています。
ゲームをする時間は約2年
ある調査によると一生のうち1.8年間ゲームをしているそうです。下記に抜粋しました。
週に平均「9.2時間」、すなわち1年に478時間をゲームに費やしているという。また、ゲームを始めた平均年齢は「9.1歳」、“何歳になったらゲームをしなくなる?”という問いに対しては平均で「45歳」と回答している。この回答を信用すれば、「一生のうち1.8年間」という答えが導き出されるわけだ。
スマホをする時間は約6年
デイリー・テレグラフ紙によると、スマホをする時間は約6年に相当するそうです。
英国人は生涯で6年分にわたる時間を携帯電話に費やしていることが研究調査で判明した。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。携帯電話サイト「Recombu.com」が2,000人を対象に行った調査によると、英国人は自分のスマートフォンを毎日平均2時間20分も使っているという。平均的な英国人は、携帯電話で通話するのに毎日18分、テキスト・メッセージを送るのに25分、アプリケーション(アプリ)の検索やダウンロードに6分、インターネットでセレブのゴシップを読むのに5分を費やしているとされる。他には、デート・サイトを訪れる(1日平均4分)、ソーシャル・ネットワーキング・サイト(20分)、オンライン・ショッピング(5分)などが挙げられている。
信号待ち・病院や行列に並ぶなどの待ち時間は約5年
ある調査によると病院や行列に並ぶ待ち時間は約5年に相当しているそうです。
働く時間は約12年
60歳定年制の場合は、人が一生で働く時間は12年になります。
60歳-23歳=37年。37年÷3=12年
ただ、年金や退職金がなくなり75歳まで働くと、17年間働くことになります。
年金・退職金で自分が自由に使える時間が5年も少なくなるんですね…。ワークアズライフにしないと駄目ですね…。
通勤時間は2年
通勤時間が片道60分の場合だと、往復で120分なので2時間になります。
2時間÷24時間=8%になるので、37年間働いている場合だと、37年×8%=約3年になります。
およそ3年間は電車や車の中で過ごしているということですね。
これも、労働が40年となっておりますが、75歳まで(55年間)働くことを前提に考えますと、この1.3倍ほどになりますから、約3年になります。
一生で洗濯・アイロンがけに費やす時間は?
これもある調査によると、約2年といわれています。
自由に使える時間は約10年
80歳まで健康に生きれたとして、人間が自由に使える時間は約10年ほどしかありません。
人生全体で考えると自由につける時間は全体の約11%
つまり、1日のうち約2時間くらいしか自由に使える時間がないのです。
1日に使う時間を円グラフにまとめるとこんな感じです
自分の残りの人生がどのくらい残っているのかを知りたい方は、下記のリンクから計算してみて下さい。
LINK残りの人生計算機
その他「感情的なこと・思考に使う時間・専業主婦のケース等まとめ」
物理的な行動とはことなり、感情的なこと・思考に使う時間は物理的な行動と同時並行できるので別で抜き出しておきました。また、専業主婦のケースも別で抜き出しました。上記の労働と置き換えて頂ければ幸いです。
一生のうち人が何かに悩む時間は2年
1日約2時間悩んでいると計算すると、一生で約5年間ほども悩んでいるそうです。
人が一生で笑う時間は22時間
逆に、笑う時間は一生で22時間3分。80年あるにもかかわらず、笑っている時間は1日にもなりません。
人が一生で泣く時間は約1年
人間が泣く時間は約1年と言われています。一生のうちに流す涙の量は65リットルとも言われています。
男性が女性に目を奪われる時間の累計は1年
ある調査によると、男性は女性に目を奪われるのは1年だそうです。
女性がダイエットに使う時間は30年間
31年間。80年の内、約31年間はダイエットしなきゃー…と思って、ダイエットをしているんだそうです。
苦痛ですよね。ダイエットが必要じゃない体型になれば31年間の悩む時間から解放される。
男性がダイエットに使う時間は28年間
28年間。女性ほどでは無いですが、男性も基本的に体型維持に関心があるようです。
専業主婦の家事時間は8年間
約8年間(7万時間)。労働に使う時間が11年間ですので、こう見ても、専業主婦の家事は仕事しているのと同じだと言えますね。
女性の化粧時間は約1年
43週間も費やしている。これは大体一年ですね。
残りの人生の自由時間を計算しよう
一生の内自由に使える時間が11%だということが分かりましたので、残りの人生から自由に使える時間を導き出すこともできます。
例えば、いま25歳の人であれば80歳まで「80歳−25歳=55歳」になります。
55歳×11%=6年
つまり、25歳のあなたが自由に使える時間は、たった6年間しかフルに使うことができないのです。
残りの人生を充実させる方法は?
残りの人生は少ないので、大切にし、なるべく充実させるべきです
では、残りの人生を充実させる方法はなんでしょうか?
無駄なことをやめる
まず、無駄なことをやめるだけでも残りの人生を増やすことができるので、充実させることが出来る可能性があります。
スマホ・ゲーム・テレビをしている時間を合計すると1日の24%になります。
スマホ・ゲーム・テレビを100%やめることは難しいかもしれませんが、スマホ・ゲーム・テレビを半分の時間にすれば、12%も自由時間を増やすことができます。
また、仕事においても無駄な残業や無駄な会議などの無駄な時間をドンドン減らすことができれば、その分だけ自由に使える時間が増えるのです。
この無駄な時間という概念は時間管理マトリクスのなかで詳細にまとめています。時間管理マトリクスについて、聞いたことがない方は、時間管理マトリクス知っておくと、無駄を削るキッカケになるでしょう。
参考【時間管理マトリクス】年収を上げたい20代が知るべき時間のこと
新しいことをドンドン行う
新しいことをドンドン行うことで、人生の時間を充実させることができます。
フランスの心理学者ポール・ジャネという人が「人が感じる時間の長さは、自らの年齢に反比例する」と言いました。
これは、年齢と共に「慣れ」が生じてしまい、新しい刺激がなくなることで、体感速度が早くなるのです。
例えば、小さい頃のことを考えてみましょう。小さい頃はどれも新しい体験で、記憶にないことばかりでした。記憶したことないので、新しい刺激はドンドン記憶されます。記憶されることにより、「あの時はいろいろなことがあったなぁ」と感じるので長く感じるのです。
夏休みって長く感じるけど、大人になってからの8月って超早いですよね
新しいことにドンドン挑戦すれば、その分人生を充実させられるのです。
ワークアズライフにする
ワークアズライフというのは好きなことをして働くという意味です。いわば働くことが趣味という考え方ですね。
働くことと好きなことが分離しているので、自由な時間がほしいとなっているので、そもそも好きなことをしてお金が稼げれば自由な時間がほしいということにはならないのです。
ワークアズライフを実践するには、自分の好きなことを少しずつ始めていくことが良いでしょう。
副業をしても良いとと思いますし、資格取得を目指しても良いと思います。副業のために転職することも良いでしょう。副業を考えるのであれば下記をご覧ください。
参考【30代以上必見】定年後の収入源が作れる資格・副業・投資まとめ
参考副業で月1万円を稼ごう!20代男性会社員におすすめの副業まとめ
残りの人生を計算して有意義に生きる
残りの人生を計算してみると、自由に使える時間が意外にないことに気付きます。
自由に使える時間が少ないと感じたら、自由に使える時間を増やす方向に進んだり、新しいことを始めたりすると良いでしょう。
この記事を読んでくれた人が、「ワークアズライフとは?ワークライフバランスとの違いや実践法とは?」でも解説している通り最終的にはワークアズライフにをして、趣味のように働けるようになってくれれば良いなぁと願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
>>【無駄な時間をすごしてない?】
残りの人生を計算するとわかりますが、人生で自由に使える時間は10年ほどしかありません。
無駄な時間をすごしていると、貴重な10年間を無駄に使ってしまうでしょう。
目的が明確ではない・時間管理の方法がわからない方におすすめの記事を集めてみました。
>>まずは残りの人生を知ろう!
>>ビジネス書の古典「7つの習慣」を超簡単に学ぼう
- 【前提として超重要】インサイドアウトが7つの習慣に不可欠な理由と実践する方法まとめ
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