「GTDってなんだよ…」
「GTDがうまく実践できない…」
社会人のみなさんが、普段当たり前のようにして行っている「To Doリスト」。
なかなか実践するのって難しいですよね。
仕事に就いたらまず初めに覚えるノウハウかと思います。
この「To Doリスト」ですが、元々はGetting Things Done(以下GTD)という仕事の効率を上げる手法として開発されました。
今回はGTDについて書かれた本である、ストレスフリーの仕事術からGTDの実践方法を解説します。
「ストレスフリーの仕事術」あらすじ
うまくいく考え方でもやもやがスッキリ!生産性に革命をもたらす、魔法の仕事術「GTD」。発案者自らが、ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス。
引用:Amazon
目次
ストレスフリーの仕事術でGTDのやり方を知るメリットは多い?
ストレスフリーに仕事する方法を一言で言うと「手持ちのやるべきことをすべて紙に書き出す」ことです。
GTDを実践し、手持ちのやるべきことを紙に書き出すことによって、下記のようなメリットが得られます。
- タスクに追われるストレスが減る
- 日々のタスク(仕事・趣味・家事等含め)に抜けがなくなる
- タスクが全部わかるのでスケジュール管理が楽になる
- 無駄なタスクをしなくなる
- 生産性が上がる
- 人にお願いできる仕事がわかる
やるべきことのリストを外部に保存することで、頭の中を空っぽにしてストレスフリーにすることが出来ます。
つまり、頭の中を空っぽにして現状に集中することができます。
また、GTDは記憶したものを外部のリストに書き出します。
やることを外部に記録するので、タスクの漏れが減るのです。
GTDを使うことで、常にタスクリストを更新すれば、あなたのやるべきことを把握することが可能です。
緊急なスケジュールが発生することが減るため、スケジュール管理が非常に楽になるのです。
GTDをやり方は人それぞれ!ストレスフリーの仕事術から考えてみよう
そんなにメリットの多いGTDですが、GTDを行うシステムを作ろうとすると、かなり難しいです。
GTDに必要な条件は、リスト作成から実行までを手軽に行えること。
手軽に行えないと、「GTDのシステムをやらないといけない」というストレスになり、GTDをやらなくなってしまうのです。
だから、GTDを実践するなら、手軽にできるシステムを構築することが大切なのです。
GTDの基本システム
GTDのフローですが、基本的に「収集→処理→整理→レビュー→実行」という流れで成り立っています。
- 収集:タスク・頭の中で思いついたことをリストに入れる
- 処理:タスクを確認して2分以内にできるものは実行へ、やらなくて良いなら削除or保留リスト
- 整理:やるべきことを分類(人に依頼するor自分がやるならカレンダー・時間記入)
- 実行:とにかくタスクを片付ける
- レビュー:終わったタスクを消して、新しいタスクを追加する。定期的にレビューすること
ストレスフリーに仕事するには、このような流れに忠実に沿って取り組むことが大切です。
GTDシステムの作り方は答えがない?
「概念はわかったけど、具体的にどうやればよいの?」と、手軽にできるGTDのシステムについて知りたい方もいると思いますが、残念ながら本書を読んでみても明確な答えはありません。
なぜなら、手軽にできるGTDのシステムは個人の特性により異なるからです。
私が少し調べただけでもGTDのやり方は数限りなくありました。
- 手帳を使って行う人
- A4ノートを使って行う人
- Todoistというアプリを使って行う人
- Google Calendarを使って行う人
個人個人の特性に合わせながら、手軽にできるGTDのシステムを構築することが大切です。
ストレスフリーに仕事したい!私のGTDのやりかた「超なまけもの向けの簡単な方法」
完璧にGTDが出来ていないですが、そこまでタスクの抜け・漏れが発生しなくなった私のGTDを解説します。
- 毎週のタスクで忘れてはいけないものはアラームをセット
- 特定の日に行うものはカレンダーを入力
- 日々のスケジュールにタスクを組み込む
これだけです。最近はこの位しかやっていません。
というのも、紙ベースのTo DoリストもTodoistを使う方法もすべて試しましたが、長続きしなかったんですね…。
毎週のタスクで忘れてはいけないもの(例えば、ゴミ捨ての曜日とか、朝起きて行く時間など)はアラームに入れます。
アラームに入れておけば、時間になると勝手にアラームが鳴るので、その時間にやるだけなので、ストレスフリーです。
また、特定の日に行うもの(定期開催のイベントや飲み会など)はカレンダーにいれます。カレンダーに入れておけば、ほとんど忘れることがありません。
日々入れることは、毎回毎回考えるのが億劫だったので、生活に組み込むようにしました。
- 通勤時間:本を読む・Audibleを聞く・英語の音声を聞く
- 家にいる時:本を読む・ブログを書く・勉強する
こんな感じで、その時にやることをあらかじめ決めておけば、To Doの管理が驚くほど楽になります。
私はズボラですが、こんな感じでGTDを行っています。みなさんもぜひGTDやってみましょう。
ストレスフリーの仕事術を読んでからGTDを始めよう
「ストレスフリーの仕事術」がやり方は人それぞれ!で終わっていると思いきや、そうではありません。
この本にはGTDに関する質問と答えが沢山書いてあります。
例えば下記のような質問がありました。
- GTDは目標が異なるものは別にしたほうが良いのか?
→目標が異なるものでも全て同じリストに入り、全部入れたほうが良い。頭をはっきりさせましょう - GTDは優先順位を考えないでやることにしかフォーカスしないやり方だけど優先順位は不要?
→他の手法と組み合わせて優先順位を作るとより効果的
こんな感じで、GTDを行っていると出てくるような質問がたくさんかいてあります。
GTDを極めようと思う人は、まずはじめにストレスフリーの仕事術を読んだ方が良いでしょう
ストレスフリーに仕事ができれば、脳は思考する場所に変わる
GTDのやり方をマスターすることができれば、脳が記憶をする場所から、考える場所に変わります。
考える場所に変わることで、よりクリエイティブになれますし、日々の行動の生産性も向上させることが出来るのです。
GTDをおこない、紙やアプリを使い自分の記憶を外部に落とし込むことで、ストレスフリーになることができます。
GTDの流れは下記のとおりです
- 収集:タスク・頭の中で思いついたことをリストに入れる
- 処理:タスクを確認して2分以内にできるものは実行へ、やらなくて良いなら削除or保留リスト
- 整理:やるべきことを分類(人に依頼するor自分がやるならカレンダー・時間記入)
- 実行:とにかくタスクを片付ける
- レビュー:終わったタスクを消して、新しいタスクを追加する。定期的にレビューすること
週に1回、自分のやるべきことを1時間・2時間かけて書き起こしてください。このような習慣を作ると、GTDのタスクのリスト化が定着していきます。
そしてタスクをリスト化したら、とにかく片付けましょう。
そしてレビューをして、漏れがないか・新しく追加することがないか確認します。
ぜひ、忙しくてもGTDを行える習慣を作っていきましょう。
以上、書評「ストレスフリーの仕事術」ズボラでもできるTo Doの使い方を解説。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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