【時間管理マトリクス】年収を上げたい20代が知るべき時間のこと

「なんか最近時間がないなぁ〜」

「色々とやりたかったのに…もう寝る時間じゃん…」

20代が社会人になってから特に思うことは「時間がないな…」ということです。

時間というのは例え何年経とうが限られており、時間が余るという経験をする人はほとんどいないと思います。皆、自分のやるべきことに負われるのです。

時間管理というのは人類においての永遠なテーマです。有名な文豪ゲーテも時間に関して下記のような名言を残している位です。

「常に時間はたっぷりある、うまく使いさえすれば」 文豪ゲーテ

20代から上手く時間が使えていればパフォーマンスが上がり、塵も積もれば山となるという言葉があるように、結果を変わってくると思います。

本日は20代が知っておきたい時間管理マトリクスと時間管理術についてまとめてみました!

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時間管理ができるようになると年収が上がる

はっきり言えば、時間管理ができるようなると年収を上げることができます。

時間管理ができるようになれば、自己投資に使える時間がかなり増えます。

その結果、自分の時給をあげるための行動をとることができますので、年収を上げることが可能なのです。

20代は時間管理のマトリクスを知ることがスタート

まず、20代が知るべきなのは7つの習慣の時間管理のマトリックスの概念です。

時間管理マトリクスの見方

  • 縦軸が重要度(結果に関連している概念。ミッション、価値観に結びついているもの)
  • 横軸が緊急度(すぐに対応しなければならないように見えるもの)

この4つの領域の内、第二領域である「緊急ではなく、重要なこと」を行うことに注力することが大切です。

時間管理マトリクスのそれぞれの意味

第一領域「緊急かつ、重要なこと」=やらないと死ぬ

一言で言えば、『人命に関わるもの』著書ではこれを、『第一の領域』としています。

第一の領域に当てはまる行動

  • 災害に対応する
  • 給料に関連した仕事
  • 締めきりのある仕事
  • クレーム対応

第一領域の行は非常に疲れますし、第一領域の行動に振り回される人が多いです

簡単に説明すると第一領域というのは「やらないと死ぬこと」です。

やらないと死ぬことが第一領域

  • 災害に対応しなかったら➔死ぬ
  • 給料が払われなかったら➔死ぬ
  • 締切のある仕事をしなかったら➔解雇➔死ぬ
  • クレーム対応しなかったら➔炎上➔死ぬ

いま行っている行動が第一領域の行動か否かを知りたかったら、やらないと死ぬかどうかを考えましょう!

第二領域「緊急ではなく、重要なこと」=投資

第二領域は緊急でなく、重要なことの領域になります。

「今すぐやらなくても大丈夫なんだけど、将来的に大切なんだよねー」という感じです。

第二領域に当てはまる行動

  • 第一領域の準備・未然に防ぐ準備
  • ミッションステートメントを修正する
  • 人間関係を築く
  • 真のレクリエーション
  • 自己啓発
  • 品質の改善

簡単に説明すると、『目先では結果が出ないが、将来的に結果が出る行動のこと』を第二領域と言います。

第二領域の行動=投資(時間を投資して将来的なリターンを狙う)

  • 第一領域の準備・未然に防ぐ準備➔将来的な損害を防ぐ投資
  • ミッションステートメントを修正する➔将来的なズレを防ぐ投資
  • 人間関係を築く➔将来的に助け合える人脈を作る投資
  • 真のレクリエーション➔将来的にリフレッシュして行動できる投資
  • 自己啓発➔将来的なスキルアップのための投資
  • 品質の改善➔将来的にクレームが怒らないように投資

今行っている行動が第二領域の行動か否かを知りたければ「将来的にリターンがある行動かどうか」を考えましょう!

第三領域「緊急だけど、重要で無いこと」=無意味

そんな第一領域だと勘違いしている場合に陥りやすい領域が『緊急だけども重要でない』という『第三の領域』と言われるものです。

第三領域に当てはまる行動

  • 多くの電話
  • 多くの会議
  • 無意味な接待や付き合い

第三領域は、一見必要そうに見えますが、重要ではないので「無意味なことが多い」のです。

この領域で過ごし続けると、他人に選択を委ねる無責任な生き方になるとのこと。

第三領域=無意味な行動

  • 多くの電話➔自分じゃなくても取れる➔無意味
  • 多くの会議➔自分いなくても良い➔無意味
  • 無意味な接待や付き合い➔自分いなくても良い➔無意味

今行っている行動が第三領域の行動か知りたかったら「いまやっていることは自分じゃなくてもできるんじゃないかな?」と考えてみると良いです

第四領域「緊急で無く、重要で無いこと」=無駄

第四領域とは、『重要でなく、緊急でないこと』になります。

第四領域=無駄な行動

  • ヒマつぶし
  • 単なる遊び
  • 待ち時間
  • 多くのテレビ

いま行っている行動が第四領域か知りたかったら「いま行っていること辞めても死なないし、将来的にリターンがあるか否か」を考えると良いですよ!

時間管理マトリクスの意味を図にまとめると

上記の第一領域〜第四領域のことを図にまとめると下記になります。

第一領域は行わないと死んでしまうので行いますが、第三領域と第四領域に関わる時間を極力減らしながら、第二領域に注力することが出来れば、将来へのリターンが見込める投資が沢山できるというわけです。

第二領域の行動だと判断する方法=重要か否か

では、第三領域・第四領域と第二領域を判断する方法は一体何なのでしょうか?

それは「重要か否か」ということです。

では、重要か否かを判断する方法とは何なのでしょうか?

それは「自分の価値観・目的と合致しているか否か」ということになります。

では、自分の価値観・目的と合致しているか否かというのは一体どういうことなのでしょうか?

ここからは具体例から考えたほうが良いと思うので、小学生の夏休みで例えましょう。

下記の子供にとって第二領域とは何になるでしょうか?

第二領域を判断する具体例:夏休みの過ごし方

僕は小学生の◯ちゃんです。良い点を取り勉強するのが自分の役割だと思ってます。将来は学者になりたいです。

今は楽しい楽しい夏休み中、プールに行き、虫を採り、花火を見に行きますし、朝はアニメの再放送を見ます。クラブ活動の練習にも出かける。充実した日々です。

しかしながら、最後に待っているのは宿題。

宿題をやらないと、夏休み明けのテストで良い点が取れません…。

さて、問題です。この小学生にとっての第二領域とは何なのでしょうか?

第二領域は自分の役割・目的によって変わる。

今回のこの子供の例では、第二領域は宿題を行うことです。

第二領域の活動は、自分の役割・目的によって変わります

つまり、ここでは良い点を取るのが役割だと自分で言っているわけですから、勉強をすることが第二領域の行動なのです。

しかし、この小学生が将来アニメを作成する監督になりたいとしたらどうでしょうか?

その場合の第二領域の活動は、アニメを見ることになるのです。

第二領域を判断するには自分の役割・目的が大切

つまり、第二領域の活動は自身の役割・目的によって大きく左右されます

逆に言えば、役割が理解できていなかったり、目的を持っていない人は、第二領域の活動を行うことが出来ません。

それだけ、自分の役割を持つことや、目的を考え出すことが必要になります。

20代の内に自分の役割や目的を掲げることが出来ないと、長い時間を非生産的な時間を過ごし続ける事になってしまうのです…。

参考圧倒的な違い?ゴール(目的・目標)を持つことの6つのメリット?

第二領域を中心に活動するには?

第二領域を中心に活動するということは下記の図のようにします。

第一領域か第三領域の活動か否かを見極めて、第三領域の仕事や第四領域の予定をを断ること。

第四領域のことを行わないようにするために予定をいれることが大切です。

第三領域・第四領域のことを断れないと難しい

第二領域の活動中心に生活するには、第三領域、第四領域のことを断らないと難しいです。

「頼まれたことを断るのって、難しくない?」

そう思いますよね。勇気を持てば断れるって言いますが、勇気って持とうと思って持てるものではないですよね?

その時に必要なことが、目的や役割のように「最も優先すべきこと」を決めることです。

「最も優先すべきことが決まっていれば、ノーと言う勇気が生まれる」自分の中で最も強い、燃えるような大きな「イエス」を持つことが必要である

例えば、大事家族や恋人が大切な人であれば、記念日(結婚記念日・出産・彼女との記念日)って、何が何でも断ろうと思いますよね?

自分が最も優先すべきものを整理して持っておくことが大切

そうすれば、少しずつではありますが、自然と断れる自分になっています。

ただし断り過ぎは禁物です。バランスは大事です。

参考重要事項を優先する(最優先事項を優先する)とは?【7つの習慣】

第四領域からの脱出=第二領域のスケジュール管理をする

第四領域は手持ち無沙汰になると途端に姿を表します。

第四領域「暇な時間?第四領域っすよ。それ。無駄な時間を一緒に過ごしましょう!」

暇な時間を過ごさないためにはどうすればよいでしょうか?それは予定を入れることです。

第二領域の予定を入れることが出来れば第四領域から脱出して第二領域のことができるようになるでしょう。

時間管理マトリクスを実践するには時間の使い方も学ぶべき

20代の時に知っておきたい時間管理マトリクスの説明で学んだこと

  • 各領域の意味
  • 第二領域=投資なので、注力する
  • 第三領域・第四領域は断る
  • 第二領域の予定を入れる

次の記事では、年収を上げたい20代にオススメしたい時間の使い方について説明します。

時間管理マトリクスだけを知っていても、以下に無駄を減らして、いかに無意味な行動を減らすのかを知らなければ、時間管理マトリクスを使うことができません。

年収を上げたいなと思っている方には是非おすすめです。

参考年収を上げたい20代にオススメしたい超有効的な時間の使い方

>>【無駄な時間をすごしてない?】

残りの人生を計算するとわかりますが、人生で自由に使える時間は10年ほどしかありません。

無駄な時間をすごしていると、貴重な10年間を無駄に使ってしまうでしょう。

目的が明確ではない・時間管理の方法がわからない方におすすめの記事を集めてみました。

>>まずは残りの人生を知ろう!

>>ビジネス書の古典「7つの習慣」を超簡単に学ぼう

>>時間管理の基礎技術をマスターしよう

>>時間管理系オススメ本を読んで応用しよう

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