20代の人が「転職しようかな」「何かを始めようかな」と思うことは良くあることと思います。
そんな時に、あなたは何を基準で選びますか?
「なんとなく、自分はこれが好きだから、こういう職種に就こうかな」
「憧れていた業界だから、仕事をしようかな」
そういった、趣味趣向で選ぶ場合があるかもしれませんが、そうすると後悔する可能性もあるかもしれません。
今回は経済・トレンドを勉強すべき理由を解説します
経済・トレンドは激動の世の中を生きている
今の世の中は、昔の世の中に比べて変化が激しい時代と言われています。
- 人口動態の変化
- AIのシンギュラリティの到来
- 機械化、無人化が進む
そう言った中で、オクスフォード大学では、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至っています。
テクノロジーにより働き方が変わる
インターネットなどのテクノロジーの発達によって、個人と法人が対等とも言える時代になりました。
昔は起業するために必要なことがたくさんあり、それは個人ではできませんでしたが、今では、数多くのサービスがあり、個人でも簡単に起業することができてしまいます。
そして、テクノロジーの発達は既存の産業をたくさん破壊しています。
昨今で言えば、東芝の倒産問題なんかもそう言った様相を見ることができます。
現状の教育制度では変化に追いつけない
日本の教育というのは、文科省の学習指導要領に基づいて作成されております。
そして、この学習指導要領の改訂はおよそ10年前後かかると言われています。
この学習指導要領というのは小学校・中学校・高等学校が教える内容を規定したものと言われております。しかし、実際のところ私立学校への影響力は低いと言われております。
私立に行けば安泰かと言われるとそうでもないです。何故なら大学への合格をゴールとして教育を施すので、大学に受からない教育は重要ではないという見方をする場合もあるからです。
昔の常識は今の非常識
向かしは良い学校を出て、良い会社にはいれば、一生安泰だと言われていました。
しかし、現代は、その方式は崩壊しつつあります。
良い学校に行っても、ブラック企業に入社してしまえば、メンタル的に追い詰められて辞めざるを得なくなる。
良い会社だと思って入った会社も、10年後には無くなる会社かもしれない世の中です。
こう行った世の中だからこそ、昔の時代を生きてきた、親世代やおじいちゃん世代のアドバイスは、社会人としては参考になりますが、実際の働き方に関しては参考にならないケースも少なからず見えてくるでしょう。
オススメ記事>>【昔の常識と今の非常識】お金の常識について昔と今の違いまとめ
長寿化により100年時代が当たり前
そして、何よりも長寿化の影響は計り知れません。
長寿化の影響を簡単に申し上げると
- 税金をもらう世代の増加
- 働く期間の延長
- 寝たきり老人の増加の可能性
と行ったところが見えてくると思います。
こうした中で、社会構造が変わるのを待っても良いのかもしれませんが、やはり主体的に自分から切り開いていくほうが良いと思います。何故なら、他人に依存して、生活が左右されるよりも、自分の人生の責任は自分にあるので、自分で切り開いた方が、より確実性が高いからです。
20代が経済を学ぶこと=将来の安定を買う
今の時代は、20世紀の時代とは異なり、1つの会社に所属することが安定とは言えなくなってきました。
そもそも、テクノロジーの進歩により、今自分達が働いているものが、コンピューターによって代替されないとも限りません。
このように将来的に不安定な時代だからこそ、一人一人が責任を持って個人主体で人生を選択していく必要があります。
では選択するためには何が必要なのでしょうか?
経験値や知識が無ければ選択する際の背景にすることはできません。
今から経済のこと、将来的なトレンドを勉強することは、自分の将来を安定的な方向にするための1つの手段となるのです。
勉強する必要がある目標を持とう
社会人になってから勉強を行う必要があるか否かというのは、自分の現在立ち位置によって変わるそうです。次の質問について答えてみてください。
あなたは、5年後・10年後何をしていますか?
その時の5年後・10年後どんな職業が無くなり、どんな業界にチャンスが訪れると思いますか?
どうでしょうか、具体的で明確な回答ができましたでしょうか?
もしもできているのであれば、あなたは将来のことを考えて、トレンドのことも考えようとする意思がある方です。
もしも、答えられなかった場合は、厳しい未来が待っている可能性があります。
もちろん、未来なんてわかりっこないです。
確定的な未来は絶対に分からないですが、だからといって流れまでが分からないといえば、そうでもない。
人口動態を見れば、どの国がこれから伸びていくのかが、大体予想がつきます。このように、情報にはそれぞれ使い方があるのです。
勉強をしていないという人は、勉強が必要の無いという環境に居るからです。周りも経済を勉強していない、本田圭祐選手もこのような言葉を言っています。
ライバルに差をつけたいのなら、環境を変えてほしい。なんだかんだ言っても一度ぬるま湯に浸かってしまうと、なかなか抜け出せない。だから、「何か物足りない」と思ったら、自分のことを知らない環境に飛び込んで行ってほしいと思う
つまり、差をつけたい、勉強をしなければいけないと感じたら、まずは経済の勉強が必要な場に言ってみたりすることが一番だと言う事です。
まとめ:トレンドを身につけよう
昔の常識は今の非常識であり、社会が教育を与えてくれると言えばそうでもありません。
自分の人生の責任は自分にあります。
だから自らが主体的にトレンドを学び教育を受けることが必要になってくるのです。