「サラリーマンが副業をして得られるメリットってなんなの?」
「実体験を基にした副業で得られるメリットを知りたい」
当たり前ですが、収入を増やしたい場合、
- サラリーマンとしての年収を上げる
- 副業をして収入源を増やす
- 投資をして収入源を増やす
この3つしか方法がありません。
この中で特に一番おすすめなのが、副業をして収入源を増やす方法です。
サラリーマンでの年収は年次とともに上がっていくため、実はあまり努力に見合った成果はありません。
特に新卒から3年目はそこまで目立って年収が上がるわけでもないので、頑張ったところで、年収アップはたかが知れています。
しかし副業は自分の実力が年次に関係なく反映されます。努力に見合った成果が出るのが副業なのです。
私は20代前半から副業を始めていますが、最初の3年間くらいは全く収入になりませんでした。しかし、努力を継続していき、いまではそこそこの収入を得ています。
実際、稼ぎ始めてから4年くらいはサラリーマンとして働かず、副業のみ(つまり本業にして)で、ほぼ何もせずに生きてきた時期もありました。
その時に、心底感じましたが、サラリーマンが副業を行うメリットはかなりデカイです。
確かに副業バレや時間的に厳しくて、体力的にも不安でしょう。
正直サラリーマン+副業はツライことだらけです。
しかし、サラリーマン+副業のメリットはとてつもなくデカイので、ぶっちゃけチャラです。
特に、サラリーマンが副業を行うメリットは、私が副業を始める際に想像すらしていません。
過去の自分に伝えたいくらいですし、副業を開始するかどうかを悩んでいるなら、知っておいて欲しいです。
今回は、サラリーマンでも副業しようか迷っている人向けに、副業のメリットを実体験ベースで解説したいと思います。
この記事で学べることは?
- サラリーマンが副業で得られるメリットが学べる
- サラリーマンが副業によって発生するデメリットが学べる
- 実体験に基づいたメリット・デメリットが学べる
目次
副業のサラリーマンが複数収入源を作るメリットが大きい
サラリーマンが副業をすることで複数の収入源を作るメリットはかなり大きいです。
何と言っても収入アップ「お金が倍速で貯まる」
当たり前ですが収入源を増やせば、収入アップが期待できます。
サラリーマンで年収400万円・副業で年収100万円が作れたら、それだけで合算収入は500万円です。
さらに余ったお金は投資に回して配当金を狙えば少しずつ所得を増やすことも可能でしょう。
私の場合は、副業で安定するまでは経費としてサラリーマンの年収を使い、自己投資に回していました。
その方が利益率も高かったためです。おそらく、副業初期の方であれば自己投資や設備投資に回した方が良いでしょう。
最近では、ようやく配当金にも手が回りそうになってきました。
現在ではまだ配当金で十分な収益は得られていませんが、今後は配当金も考えた上で、どんどん収入源を増やしていきます。
家族の笑顔が増える「安定収入は精神安定を生む」
副業をしている時は、かなりの節約して、「欲しがりません勝つまでは」精神で頑張っていました。
給料で得た収入は、全て経費に変えて、自己投資・設備投資を行って、収益を最大化することを目標に頑張っていました。
もちろん、自分が好きで副業しているわけですから、自分のことなら我慢できます。
しかし、自分が好きでやっていることに家族を巻き込んで、家族を我慢させるのは申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
複数の収入源を作り、収入が上がれば、家族に我慢させることもなく、好きなことをさせてあげることができます。
例えば、下記のことも、コツコツと複数の収入源を作っていれば実現させることができるでしょう。
- 行きたい学校の費用もだせる
- 高校からの海外に編入させることもできる
- 両親が介護になった際にも率先して費用を出すことができる
- 海外旅行にも連れていくことができる
私が副業である程度の収入が得られて、「選択の幅が広がったこと」が嬉しくて仕方がありませんでした。
選択の幅を広げるためにも、できることなら副業を頑張った方が良いかなと思います。
副業は将来への保険になる
複数の収入源があれば、会社という収入の柱が途切れたとしても、生活がキープできます。
もしも会社をクビになっても、複数の収入源があれば、ある程度は大丈夫です。
60歳で定年退職になり、年金がもらえるまでの65歳の生活費もなんとかできます。
最近では70歳まで働くという記事も紹介されています。
実際に、仕事をしていない期間を4年ほど過ごしましたが、その時にも作り上げた複数の収入源のメンテナンスを行っていたため、収入が安定していたため、普通に生活できていました。
クビや老後で職がなくなる可能性にビクビクするくらいであれば、副業を行って複数の収入源を作ってみるのがオススメです。
ただし複数の収入源を作るのは大変
当たり前ですが、複数の収入源を作るのは大変です。大変さにも色々な種類がありまして、
- 物理的な辛さ:眠れない・金がない・体調悪い
- 精神的な辛さ:裏切り・妬み
と行ったものがあります。はっきり言ってめちゃくちゃ大変です。
しかし、その大変さと比べてみても有り余るくらい複数の収入源を作れるのはメリットがあります。迷っているなら、サラリーマンが少しでも副業を初めてみるのはオススメです。
副業サラリーマンはスキルUP=労働市場の競争力もUP
サラリーマンが副業をすれば本業だけでは身につかないスキルを身に付けることができます。
私が副業によって得たスキル
金融リーマンである私の場合、本業で得られるスキルは金融系のスキルに偏りがちです。
しかし、副業をすることで、全く畑の違うスキルを獲得することができます。
実際に私が得たスキルは下記のようなものがあります。
- Webマーケティング(SNS・PPC広告含む)
- HTML/CSS/Python(少しだけ)
- WordPress
- 動画編集
- フォトショでの画像編集
- プレゼンテーション能力
副業をすれば、本業と副業で二つの仕事をやっていることになります。
そのため、成長も早く、本業にも役立つことがたくさんあります。
副業で得たスキルを使って、本業の仕事を行うと「なんでそんなことできるの?」って驚かれることもあります。評価が上がって良いことばかりですね!
お金に対して賢くなる「爆速でお金が貯まるスキル」
副業をすることで収益化について考える癖が身につきます。
サラリーマンの場合、若い時は収益化についてあまり考える習慣がありません。
なぜなら、ある程度昇進しなければ、部署全体の利益を考える必要がなく、「そんなこと考えるよりも個人としての仕事を行えよ」と文句を言われることもあるため、収益化について考えても無意味だからです。
副業の場合は、始めた瞬間から収益化を考えなければ意味がありません。
そのため、
- いかに売り上げを上げるか
- いかに経費を抑えるか
ということを真剣に考え続けることになります。
私の場合は、3年間はまったくお金が稼げませんでしたが、経費はかなりかかっていました。
当たり前ですが、経費が払えなくなった場合、倒産することになります。
そのため、少しでも副業の経費にお金が回せるように、日頃から節約をして過ごしていました。
サラリーマン時代の昼食は基本的に自宅から握り飯を持って行ったり、ペットボトル飲料やコーヒーなんかも購入しません。少しでも交通費を浮かせるために回数券を購入することもありました。
ある程度収益が取れるようになった今でも、その生活スタイルは変わっていません。そのため、浮いたお金は投資に回せるのです。
無駄なお金を使わないという節約術は、裕福に生きるために必要だと実感しています。サラリーマンで副業をして身につけておいて本当に良かったと実感しています。
当時の節約について、サラリーマンでもできる節約術は下記になります。
サラリーマンの副業は税金的なメリットもある?
サラリーマンは源泉徴収という仕組みで納税しているので、日本の中で一番税金を納めているでしょう。
しかし、副業を行なっているサラリーマンの場合そんなことはありません。
例えば、日頃の携帯代やパソコン代などを副業でも使っている場合はある程度経費にできます。
経費にできれば、その分だけ節税メリットが受けられるのでかなりおすすめです。
サラリーマンが副業をして経費にできる可能性のあるものは下記の通りです
- 固定費(家賃代・光熱費・通信費)
- デバイス代(パソコン・iPad・スマホ)
- スーツ代
- 書籍代
経費を使用する場合は、副業で使っていることを説明できるようにしておく必要があります。
しかし、副業サラリーマンでも自営業の節税メリットが得られます。
副業で得た収入の範囲内で、欲しいものは経費として使えば、サラリーマンの収入のほとんどを投資や貯蓄に当てることができるでしょう。
確定申告がめんどくさすぎるのがデメリット
サラリーマンは源泉徴収のため確定申告はしなくて良いですが、副業で収入がある場合は確定申告が必須になります。
確定申告は超めんどうくさいです。
私の場合は、freeeというクラウドで完結するソフトを使って超簡単に確定申告しています。
簡単に言えば、
- 領収書をまとめてCam Scannerで撮影する
- Cam ScannerのデータをFreeeにアップロードする
- OCR機能を使ってほとんど入力なしで確定申告書作成
という流れです。
詳しくは下記にまとめていますので、時間がないサラリーマンが副業をして確定申告する際の参考にどうぞ。
副業サラリーマンは自営業の時より年金・保険料の支払いが楽になった
年金や保険料の支払いについては、サラリーマンが副業を行うメリットというか、「自営業がサラリーマンを副業で行うメリット」が大きかったので紹介します。
年金や保険料って地味に重いんですよね。自営業にとって。
所得が低ければ、年金などは区役所で免除申請ができます。しかし、将来もらえる年金も減りますし、iDeCoなどを使って将来の積立+所得税の節税もできないワケです。
国民健康保険料も所得に応じて支払い金額が変わります。
所得が高くなった際には、かなりの額が引かれてしまうので、これも非常に辛いんです。
その点、自営業とサラリーマンの両方を行った場合、
- 配偶者が扶養内だと健康保険料・年金保険料が免除(自営業の場合は全額自己負担)
- 会社が保険料を半額払ってくれる(自営業の場合は全額自己負担)
- 年金は会社側の厚生年金だけでOK!高くつくけど結構もらえる(自営業の場合は国民年金のみで少ししかもらえない)
という風に、制度をおトクに活用することができます。
サラリーマンが税金で搾取されているのは、サラリーマンだけやっている場合であり、実は副業を行っている場合は税金で搾取されることが少ないのです。
サラリーマンが副業すれば定年後の楽しみができるのもメリット
サラリーマンには定年退職があります。
定年退職を迎えたら第二就職をしたり、会社をやめなければいけないため、否が応でも会社から去ることになります。
会社を去った後に待っているのは孤独です。
会社を辞めた部長は、ただのおじさんになります。偉そうにしていると周りから避けられるのです。
一方、自営業には定年退職がありません。サラリーマンでも副業でコミュニティを形成しておけば、あなたを慕って多くの人が集まってくれるでしょう。
例えば、サラリーマンでの経験を生かしてコンサルタントなどの地位になれば、定年退職をしても、先生と慕ってくれることで、孤独感を感じることはないでしょう。
定年退職後の孤独は、定年後の人生を悲惨なものにしてしまうでしょう。
あなたの人生を悲惨なものから回避するためにも、副業をしておくのが一番なのです。
副業サラリーマンのデメリットはあるが、メリットも多い
サラリーマンが副業をするデメリットは、
- 物理的に時間がなくて大変
- 確定申告がめんどうくさい
- 副業バレが怖い
という点でしょう。
しかし、副業のデメリットを踏まえても、副業を行うメリットは圧倒的に多いのです。
- 複数の収入源を作れる
- スキルや経営者マインドが身につく
- 節税メリットがある
- 定年後の楽しみが増える
個人的には、すべてのサラリーマンは何かしらの自分のビジネスを持った方が良いと思います。
お金がある人は投資でも良いですが、他の収入源を確保しておくのがとても重要なのです。
副業バレについても対策はきちんとあります。詳しくは下記の記事をどうぞ。
以上、サラリーマンが副業を行うメリットについて解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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