「フリーランスは大変だと聞くけど、何が大変なの？」
「フリーランスの大変さを解決する方法は？」
フリーランスは大変です。収入の乱高下も激しく、明日は仕事がなくなる可能性もあり、キャリアパスを築くことも難しければ、人間関係でも悩むようになる。
はっきり言ってフリーランスはハードモードであり、大変さの解決策がわからなければ地獄に匹敵するでしょう。
しかし、フリーランスの大変さには解決策があります。
収入源を複数にし、固定費を下げ、付き合う人を選べば、大変さを解決することも可能なのです。
今回はフリーランスの大変さと解決する方法を解説します。
この記事で学べることは？
- フリーランスの大変さが学べる
- フリーランスは実は人間関係が大変な理由が学べる
- フリーランスが大変さを解決する方法が学べる
目次
フリーランスや自営業は地獄のように大変？辛かったことを解説します
「フリーランスは大変だと聞くけど何が大変なの？」と疑問に思う人もいるでしょう。
フリーランスは下記のような大変さがあります。
- 収入の乱高下が精神的にツライこと
- 仕事が安定しないこと
- キャリアパスを築くことが難しい
それぞれ解説します。
収入が安定しないため精神的にキツイ
フリーランスの働き方は、結果に応じて支払われる成果報酬です。
当然、結果をキープできなければ、収入は不安定になります。
例えば、月30万円を稼ぎ、次の月に月50万円になっても、結果がでない月の収入は、月10万円に減る可能性もあるのです。
平均すると月30万稼いでいるのと同じです。しかし、収入の乱高下があるのがフリーランス。
想像見てほしいんですが、月50万円から月10万円まで下がっらどう思いますか？
私なら、「人生終わった」と思うほど、先が見えなくなり、生きるのがツラくなります。
フリーランスは収入が安定しないので、精神的にキツイのです。
仕事がいつまであるかわからないのでキツイ
フリーランスはサラリーマンと違い仕事が安定的にあるわけではありません。
サラリーマンは正社員として雇用されているので、仕事があろうがなかろうが収入は安定してもらえます。
また、仕事がなかったら部署異動などもあるため、会社が仕事を与えてくれます。
フリーランスの場合、正社員よりも手取り額は高くなりやすいですが、仕事を自分で探さないといけません。
しかし、仕事がなくなったら契約を打ち切られてしまうのもフリーランスです。
請け負う案件がなくなれば、フリーランスの収入は途絶えます。
つまり、「集客ができないフリーランスはいずれ滅びる」というわけです。
私もフリーランスをしていた時に、「働きたいけど働けない」といった状況に陥ったときの感覚は下記のとおりです。はっきり言って辛かったですよ。
- 社会からの疎外感
- 時間を無駄にしている感覚
- 家族からのお荷物感
- 収入が入らないツラさ
「自分で仕事を生み出しているフリーランスなら関係ないんじゃないか？」と思う人もいるでしょう。
例えば、自分でメディアを運営して広告費を得ているストック型の収入のフリーランスなどが、それにあたるかもしれません。
しかし、ストック型収入のフリーランスであっても下記のようなことが起こる可能性は否定できず、仕事がなくなる可能性を秘めています。
- 収益還元が悪化する
- メディアの購読者が減る
- 広告の案件が終了する
稼げたら単価が高く天国なフリーランス。
しかし、仕事がないと地獄が待っているのもフリーランスなのです。
キャリアパスを築くのが難しいのがツライ
フリーランスの大変さは、キャリアパスを築くことが難しいことにもあります。
例えば、生活をするためには、目先のお金のためにキャリアパスとは関係ない仕事をしなければいけないこともあります。
- 自分のやりたい仕事ではない
- 将来なくなることがわかっている
- 進みたいキャリアパスとは違う
と思ってもやらなければいけません。
なぜなら、目先のお金がないと生きていけないからです。
サラリーマンを悪く言うフリーランスの言葉に「好きな仕事ができない」「稼ぐ力がない」と言った言葉がありますよね。
しかし、目先の仕事をやらないと生きてはいけない状況は、フリーランスもサラリーマンも違いはないでしょう。
むしろ、収入が安定せず、仕事がないと職歴にもならないフリーランスの方が非常にキツイです。
フリーランスでお金がないと目先のお金の仕事が優先になります。その結果、キャリアパスを描けずに大変なのです。
補足：経費計算・確定申告は実は大変ではない
経費計算や確定申告はやったことがない人から見たら大変に感じるかも知れません。
しかし、経費計算や確定申告はクラウド会計ソフトを使えば、そんなに大変でもないというのがやってみた印象でした。
- 領収書を保存しておく
- 経費科目がわからなければ調べる
- クラウド会計を利用する
たしかに、経費処理や確定申告はサラリーマンでいればやらないものなので、作業が増えるといえば増えるでしょう。
しかし、大変だからといって「フリーランスは辞めた方が良い」と言うほどのものかといえばそうでもありません。
それよりも、収入が安定しないこと、仕事がなくなる恐怖、人間関係の方が、はるかに精神的に辛くなります。
この3つを考えるだけでも、覚悟がないとフリーランスは無理だなと思います。
フリーランス（自営業）で特に地獄だったのは人間関係です
フリーランスは収入面や仕事面でツライことが多いなと思うかもしれませんが、それ以上にツライのは人間関係です。
フリーランスの人間関係って意外に消耗するんですよね…。
フリーランスは、学歴や社歴は関係なく、あなたも今日からフリーランスになれます。
そのため、フリーランスという人種には、ピンからキリまでの人が存在します。
特に、サラリーマンがある中で、あえてのフリーランスを選択する人々ですから、下記のような人が多いのも事実です。
- 自己顕示欲も高い
- 自己中心的な人が多い
- 価値観を受け入れる余裕がない人
ちなみに、結果を出されているフリーランスは、上記の性質とは真逆です。
- 自己顕示欲が低い
- 利他的な思考を持つ
- 謙虚で勤勉で努力を怠らない
というような性質があります。
ただ、フリーランスだけで結果を出されている人は、性格が破綻しているケースもあるので注意が必要です。
いずれにしても、下記のような人は嫉妬心が強い傾向にあります。
- フリーランス一本なのに稼いでもいない
- 人生が充実していない
どうように、フリーランスを目指しているのに、おんぶにだっこで人に依存するフリーランスもいるのです。
そういった方々に対して、まじめに対応していると精神的に消耗するので人間関係が大変になるのです。
フリーランスの世界は嫉妬が激しい…
フリーランスの世界に入り数年、今でも副業という形で関わっていますが、フリーランスという世界は嫉妬が激しい世界だなと感じています。
というのも、稼いでいない人が、稼いでいる人に対して嫉妬しているケースが非常に多いからです。
その上、フリーランスの世界には、会社のように労務環境が整っていません。
そのため、いじめ、ハブるという「小学生か？」と思うよう出来事も多いのがフリーランスです。
そういう「小学生か？」と思うような行動を取るのは下記のような心境だからでしょう。
- 「私の方が頑張っているのに…」結果がでない
- 「こんなに我慢しているのに…」結果がでない
頑張っていたり、我慢するのは、あくまで個人の勝手です。それを稼いでいる人に向けても意味がありません。
むしろ、そういうことをしている人は、人の足を引っ張ることしか考えていません。
フリーランス同士で深く関わるような関係は相当に注意したほうが良いと思います。
フリーランスに関わらず、自分に合わないような変な人と関わるのが、一番損失ですからね。
フリーランス（自営業）の地獄のような大変さを解決するには？
フリーランスは下記のような大変さがあります。
- 収入の乱高下が精神的にツライこと
- 仕事が安定しないこと
- キャリアパスを築くことが難しい
- 人間関係
- 嫉妬に囲まれる可能性
といった点にあります。
しかし、フリーランスにはメリットも沢山あります。
では、フリーランスの大変さを解決するには一体何をすればよいのでしょうか。
複数の収入源を構築する「収入を安定させる」
収入の乱高下と仕事がなくなる可能性がある点についての対策は「複数の収入源」を作ることでしょう。
フリーランスは、工夫すれば、下記のように様々な収入源を築くことが可能でしょう。
- クライアントワークによる請負制の収入
- メディアなどによる広告収入
- 購読者による会費収入
- 雇用契約などの給与所得
他にも複数の収入源の作り方はたくさんあります。
こればかりは自分で工夫して考えたり、稼いでいる人の方法からアイデアを得るしかありません。
自分にあった方法を見つけ出しましょう。
複数の収入源を構築するのは非常に時間がかかります。そのため、大多数の人が挫折してしまいます。
参考までに、私が複数の収入源を構築した方法と注意点を下記に解説しています。興味がある人はどうぞ。
固定費を抑えておく「収入が途絶えても死なない」
フリーランスは収入が安定しないため、固定費を上げてしまうと、収入が下がった時に、一気に生活が苦しくなります。
- 食費を抑える
- 保険の見直し
- 格安SIMの携帯を使う
食費は自炊すればかなりの金額を抑えることが可能です。
食費節約の方法は下記で解説しています。
保険も不要な保険に加入するのをやめて掛け捨ての保険等に入れば、費用を下げることが可能でしょう。
フリーランスの保険の選び方は下記の記事で解説しています。
格安SIMの携帯を使用すれば、5000円から10,000円の固定費を下げることも可能です。
格安SIMについては下記の記事で解説しています。
関わる人間を選ぶ「自己中心的な人間からは離れる」
フリーランスは人間関係が大変だと解説しましたが、人間関係の大変さは関わる人を選ぶだけである程度解決できます。
とりあえず、自己中心的な人に近づくのはやめましょう。
自己中心的な人は自分の利益しか考えていません。
そのため、あなたがいくら相手に対して利益になるようなことをしたとしても、自分の利益にならないと感じたら、平気で離れていきます。
フリーランスで稼いでいない人は、経済的に余裕がない人も多いです。自分の利益を第一優先で考える人が多いのも仕方がないと思います。
まずは、そういう人たちが多い業界だと知り、自分の身は自分で守るように努めましょう。
そして、あなた自身が相手に対して「どの程度まで与えるのか」を考えて行動しましょう。さもなければ、利益を搾取されるだけ搾取され、徒労に終わってしまいます。
搾取されないようにするのにおすすめなのは、「GIVE & TAKE」という本です。
「利益を搾取する人からは離れるしかない」と書いてあった本書は、私がフリーランスで活動していくための指針にもなりました。おすすめです。
また、搾取する人というのは、フリーランスに関わらずいろいろな社会に存在しています。そのため、搾取する人から自分のみを守る方法も学んでおいて損はありません。
私が経験的に編み出した搾取する人から身を守る方法は下記の記事で解説しています。興味がある人はどうぞ。
フリーランス（自営業）の地獄のような大変さを乗り越えよう
フリーランスの大変さは、下記のとおりです。
- 収入の乱高下が精神的にツライこと
- 仕事が安定しないこと
- キャリアパスを築くことが難しい
- 人間関係
- 嫉妬に囲まれる可能性
フリーランスの大変さを解決するには、下記の点が有効だと感じます。
- 複数の収入源を構築する
- 固定費を下げる
- 関わる人間を選ぶ
フリーランスはうまくいかないので、人と群れたがる傾向にもあります。
最低限は学んだほうが良いですし、ヒントを得たほうが成長は早いでしょう。
しかし、群れていても結果はでません。
つまり、孤独になりコツコツとやるべきことをやった人が稼いでいくようなシステムになっているのがフリーランスなのです。
以上、フリーランス（自営業）の大変さは地獄？大変さを解決する方法は？を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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