「社会人になって読むべき本はなんだろうな」
「社会人が最低限読んでおくべき本のジャンルってなんだろう」
社会人が読むべき本を検索すると、何十冊も紹介している記事などがでてきますが、なかには「これって読むべき本なのかな?」と疑問に思うものもあります。
個人的には、社会人が読むべき本は
- 最低限読むべき本
- プラスで読んでおいたほうが良い本
という分類で分かれると思います。
私はこれまで、読書会を主催しており、これまで7年以上継続開催しております。延べ4000名は参加しており、4000冊以上は本を紹介されている。
今回は、そんな私が考える、社会人になったら最低でも読むべき本のジャンルを紹介していきたいと思います。
この記事で学べることは?
- 具体的な読むべき本ではなくジャンルを紹介する理由が学べる
- 社会人が読むべき本をジャンル別に学べる
- なぜ、社会人が本を読むべきなのかを学べる
社会人が読むべき本をジャンルで紹介する理由とは?
なぜ本ではなくジャンルを紹介するのか?
本は内容によって難易度が分かれるため、その人にとって理想的な本の内容を紹介するのは非常に困難です。
読書初心者の場合は図が多いものが好まれる傾向にありますが、読書が習慣化している人は文字が多くて難解なものを好む傾向にあるでしょう。
ジャンルを紹介しておけば、そのジャンルの中で自分に合った本を見つけることが可能でしょう。
あなたの読書週間に応じて、読みやすい本を選ぶのが一番良い読書だと思います。
良書の選び方を知りたい方は下記に紹介していますので、自分の難易度にあった本を探すようにすると良いでしょう。
社会人が読むべき本で絶対に抑えたいジャンルとは?
社会人が最低限読むべきジャンルは下記の4つでしょう。
- 経済系の本
- 投資系の本
- マインド系の本
- 子育て系の本
それぞれ解説していきます。
経済系の本「生き方を考える上で参考にする」
経済系の本を読む理由は、
- 自分の将来のキャリアを考える
- 情報弱者を食い物から身を守るため
ということが挙げられます。
自分の将来のキャリアを考える上で、経済系や働き方の知識は不可欠です。
私自身、経済系の本や働き方を考える上で、本を参考にして考えたことばかりで、本を読んでいなければ、自分の将来についてここまで明確に考えることは不可能でした。
30代になってくると、自分の将来の人生が決まってきてしまいます。20代の早いうちから本を読んで自分の将来の計画を立てておいた方が良いでしょう。
投資系の本「早いうちからの資産形成は豊かな生活を作る」
投資系の本を読んだほうが良い理由は堅実的な資産形成をするためです。
資産形成には主にリスクで3種類ほどのパターンにわけられます。下記は独断と偏見でリスクをわけてみました。
- リスクが低い資産形成:定期預金・生命保険など
- リスクが中程度の資産形成:インデックス投資・不動産投資
- リスクが高い資産形成:FX・仮想通貨・個別株
リスクの高低によって、パターン分けをして、さらに自分自身のリスク許容度や得意分野などに応じて資産形成方法を決めていきましょう。
例えば、個別株はリスクが高い資産形成に分類しましたが、事業計画を見るのが得意分野で、長期的に伸びる銘柄選びに自信がある場合は、個別株投資を選択しても問題ないでしょう。
しかし、多くの社会人にとって、リスクが高い投資をしても、ほとんどの人が損をして資産形成を辞めてしまう傾向があります。資産形成が
原因とは「資産形成が必要な時代なのに、資産形成について学んでいないこと」です。
そんな人に、堅実な資産形成を学んで欲しいためにおすすめなのが、インデックスファンドへの投資から学ぶことです。
個人的にはインデックスファンドに対する考えは義務教育で教えても良いかなとも思っています。
インデックスファンド投資におすすめの本も数冊あります。堅実的な資産形成方法を学びましょう。
マインド系の本「早いうちから捉え方を身につければ豊かになる」
20代の若いうちはマインド系の本を読む=意識高い系とバカにされる傾向があります。
起業している人・起業を志している人であれば、マインド系の本を読んだほうが良いですが、20代社会人前半でマインド系の本を読む必要が無いかなと思うのが、本音です。
しかし、20代後半の社会人くらいからマインド系の本を読むのはおすすめになってきます。
- 仕事が辛くなってくる時期に考え方を学べる
- 自分の子供を育てる時にどのようなマインドを持たせたいか学べる
20代後半くらいから、マインド系の本が「自分ごと」のように考えることができるため、マインド系の本を読むのがおすすめになってくるのです。
個人的におすすめなのが、下記の本です。
自分のマインドのことだけでなく、子育てに関する指針も身につけることができます。
嫁も勝手に読んでいましたが、嫁も「もっと早く読んでおけば…」と絶賛していました。
女性でもおすすめの1冊です。
子育て系の本「実際の育児・部下育成に使える」
社会人になったら、結婚して子育てする人も出てくるでしょう。
子育てに関しても、多くの本が出版されていますが、個人的にはモンテッソーリ教育に関する本を読むことです。
Googleの創業者などのアメリカの創業者はもちろん、現代では藤井聡太氏もモンテッソーリ教育で育ったと言われている教育法で、天才を作る教育法だとも言われています。
モンテッソーリ教育の本を読んでいて思ったのは、「上司が部下を育成する時にも使える」という点です。
特に、
親ができることは環境を与えることだけ
という1説は、部下を育成する時にも非常に参考になる考え方だなと感じました。
育児書は無数にありますが、育児書の中にはモンテッソーリ教育のように、子供ではなく部下育成にも使えるものがあります。
社会人になったら子育て系の本を読んでみるのも良いでしょう。
社会人が読むべき本は目指す生き方によって変わる
社会人が読むべき本のジャンルを解説してきましたが、上記は最低限読むべき本であり、目指す生き方によって読むべき本は変わってきます。
起業などを志す人は、伝記を読んだり、ビジネスモデルについての考え方を身に着けて行くと良いでしょう。
専門的な領域で生活していく方は、専門書をより多く読んだほうが良いと思います。
このように、20代が読むべき本のジャンルというのは、目指す生き方によって変わるのであり、目指す生き方がなければ、何を読むべきなのかわからないのです。
上記で紹介した、
- 経済系
- 投資系
- マインド系
- 子育て系
は目指す生き方がなくても最低限読んでおいた方が良い本ということで、紹介しております。
もしも、目指す生き方がまだない人は、自分のミッションや方向性などを考えると良いでしょう。
人生のミッションや方向性の考え方は下記の記事で解説しています。興味がある人はどうぞ。
社会人が読むべき本はたくさんあります。
今回は社会人が読むべき本の最低限のジャンルを紹介しましたが、社会人が読むべき本のジャンルなんて、本当はたくさんあります。自伝・学術書・小説・教養など、多くの本を読んでも損はありません。
できれば、毎月3冊程度を目安として、本を読むようにしておくと良いでしょう。
なぜなら、読書と年収には相関関係がありまして、多くの本を読んでいる人はそれなりに年収が高いというデータがあるからです。
本を読むことは最強の自己投資だと思います。
社会人が読むべき本のジャンルを紹介しましたが、この読むべき本のジャンルをキッカケとして本に興味を持ち、多くの本を読むようになっていただければ幸いです。
下記では20代ができる自己投資の種類を解説しています。興味がある人はどうぞ。
以上、【社会人が読むべき本】社会人が最低限読んでおくべき4ジャンルを解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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