75歳まで働く?定年後でも働ける職業とは?

定年後でも働ける職業

「75歳まで働くって本当?」

「定年後で働ける職業って何があるの?」

Lifeshiftの本の中にも記載があった通り、これから将来の働き方は変化して行きます。

特に75歳まで働く説は濃厚です。75歳まで働く説を簡単に説明すると…

  • 長寿化により、100歳まで生きることになる
  • 100歳までは年金や退職金だけではなんともならない(年金・退職金すらないかも)
  • お金が足りない人は働かないといけない!?

つまり、長寿化によって、お金が足らなくなるという皮肉なことを意味します。

それでは、長寿化によって、お金が足らなくなった時に働ける職業、言い換えれば定年退職後にも働ける職業ということになるのかもしれません。

定年後でも働ける職業とはどういうものがあるのでしょうか?

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定年退職後にも働ける職業とは?

定年退職後につける職業は、一見多そうに見えますが、実はそうでもなさそうです。

定年がない自営業

まずは、自営業です。自営業は自分が個人で営んでいる仕事ですから、自分が止めようと思わない限り定年がない働き方です。

自分がやめようと思わない限り働き続けることも出来ます。自営業はもちろん雇用契約ではないので決められた給与が入ってくる形態ではありません。

自分の事業で売り上げが上がり続けていれば、そこから収入得ることが出来ます。

定年後は自営業の比率が上がっていくのも、定年がないからなんでしょう。詳しくは下記の記事をどうぞ。

【定年後の仕事選び】65歳・60歳定年の独立起業割合が高い理由?
定年後の仕事選びを知る前に定年後の雇用の実態を知ることが大切です。65歳までは雇用者が多いですが、65歳以降は起業している人が多いです。これは、起業していた人は定年がなく働く人も多いです。定年後の仕事選びについてまとめました。

清掃業

オフィスビルに勤務されている方だったらよくご覧になるかと思いますが、ビルの清掃員を勤められている方は、おじいさんやおばあさんを見ることってありませんか?

清掃業を勤められる方にも、昔は一部上場企業で働いていた方も多いらしいです。

ただ、働かないといけないとなった時に職がなく清掃業に落ち着くという方も多くいらっしゃいます。

清掃業は、高齢になっても体が丈夫であれば行うことができます。

介護の職員

最近は介護の職員が不足しているというニュースをよく目にします。

実際に認知症の要介護認定者の方の介護とかですと、体力も必要ですので、若い人が多いです。

ですが、ちょっとした部分での介護であれば、高齢の方でも十分に対応できそうですね。

高齢になっても体が丈夫であれば行うことができるのでしょう。

警備員

警備員なんかも、屈強なSPのような警備員は難しいですが、警備員兼職員のような主に機械の簡単な操作を教える人なんかには高齢の方が仕事として携わっているケースも見受けられます。

75歳まで働くという主旨に合っているかどうかは知りませんが、嘱託職員なんかも、一部上場企業の職員からATMの操作を教える職員の方になるという場合もあります。

これは銀行などの大手に結構ありがちな選択肢なのかもしれません。

シルバー人材センターで紹介される仕事

ちなみに、シルバー人材センターで紹介される仕事の一覧は下記のとおりです。

  • 技術分野
    • 家庭教師
    • 学習教室の講師
    • パソコン指導
    • 翻訳・通訳(英語)
    • 翻訳・通訳(英語以外)
    • 自動車の運転
  • 技能分野
    • 庭木などの剪定
    • 障子・ふすま・網戸の張替え
    • 大工仕事
    • ペンキ塗り
    • 衣類のリフォーム
    • 刃物とぎ
    • 門松・しめ縄づくり
  • 事務分野
    • 一般事務
    • 経理事務
    • 調査・集計事務
    • 筆耕・宛名書き
    • パソコン入力
  • 管理分野
    • 建物管理(ビル、アパート・マンション管理など)
    • 施設管理(スポーツ、遊戯施設管理など)
    • 駐車(輪)場の管理
    • 折衝外交分野
    • 販売員・店番
    • 配達・集配
    • 集金
    • 営業
    • 電気、ガスなどの検針
  • 一般作業分野
    • 除草・草刈り
    • 屋外清掃
    • 屋内清掃
    • 包装・梱包(封入、袋詰めなど)
    • 調理作業(皿洗い、配膳など)
    • 農作業(種まき、水やり、収穫など)
    • エアコン・換気扇の清掃
    • チラシ・ビラ配り
    • 荷造・運搬
  • サービス分野
    • 家事サービス(掃除、洗濯、留守番など)
    • 福祉サービス(身の回りの世話、話相手、介助など)
    • 育児サービス(子守、送迎など)

引用:シルバー人材センターで行っている主な仕事

自分のそれまでのキャリアを活かした仕事に固執しなければ仕事が見つかるかもしれません。

しかし、今後10年〜20年の間で人工知能やロボティクスが発達していけば、不要なものが数多く出てくることになります。

定年後には仕事はないがお金はかかる

定年後には仕事がないことを解説しましたが、仕事がないにも関わらずお金がかかります。

定年後の生活費の平均は毎月26万円です。

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そのため、年間で300万円かかる計算になりますので、30年で1億円ほどが必要になるでしょう。

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定年後の生活にかかる費用を補うためにも働いたほうが良いですが、仕事がないと働けないですよね。

そのため現在50代の人はなんとか逃げ切れる可能性もありますが、現在40代未満の方は、対策を練らないと75歳まで働かないと生きていけないのに、職がないということになりかねないでしょう。

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定年後でも働けるように準備しよう

高齢者になっても働けるようにするには、丈夫な体とボケてない頭が必要です。

75歳まで働くことが必要になっても、健康でなければそもそも働けることができません。健康でなければ、健康である人たちに職を奪われてしまいます。

まず、長期的に働くことを前提とするならば、体に対して気を使うことがもっともベストな選択肢なのかもしれません。

>>【定年後の生活って実際どうなの?】

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