アメリカ人の定年後の老後費用は約6000万円必要だというのが一般的な見解だそうです。
大体7%利回りで考えられていますよね。
アメリカ人は退職後に6000万円必要。
毎月2万5000円積み立てたら40年で000万円。Here’s How Much Money Americans Think They Need to Retire https://t.co/Gyal720cfp
— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年12月2日
今見たら6000万円の「6」抜けてるし・・・
しかし、2700万円の積立額というのは年利平均7%が前提で考えられています。その前提が崩れたら一気に難しくなるでしょう。
また、1億円という見方もありますので、最低でも6,000万円以上のお金は必要だということでしょう。
And if you want to know what retirement costs the typical senior, the answer is $828,000.
Retirement Will Cost the Average American $828,000 – and Most Workers Risk Falling Short
しかし年利平均7%ってずっと続くのでしょうか?
実際にアメリカ株に投資をしている日本人もたくさんいると思います(私もその一人です)。
アメリカ株の年利平均7%は継続していくのでしょうか?
アメリカ株の年利平均7%は一生続かない!!
現在のアメリカ株の平均推移は平均して7%と言われています。
これはS&P500が平均して10%の利回りであり、インフレ率を調整した結果の数字として7%だと言われています。
しかし、この7%というと言う数字は未来永劫続くのでしょうか?
もしかしたら、続くかもしれないし、続かないかもしれないでしょう。
市場のことは誰にもわかりません。
ただ、伝説的な投資家である、あのウォーレン・バフェットは、他の投資家が年利13%になると予想した今世紀初頭に、年利4%くらいが平均になるだろうと予想をしています。
世界経済の平均成長率から考えると、アメリカ株は平均利回りが高すぎるため、平均に回帰する市場の性質から考えれば、いずれ収束していくでしょう。
将来のことを考えるのであれば、年利7%という期待を持たずに、手堅く考えた方が良いでしょう。
日本と比べて投資をするのが一般的な文化になっている国。しかし、年率平均7%の成長というのは実態経済よりも乖離している。いずれ調整が入るかもしれないので、大体3%-4%と見ておくのが妥当な気もする。
その場合は、毎月5万円で40年で6000万円。一般的な水準で見ると厳しい。— 読書人📖インデックスファンド注入中 (@studytokyo3) 2018年12月2日
実際に、私が老後資金のことを考えるならば、米国株のインデックスファンドやETFでの投資は、会社をやめる数年までにします。
その後、資産のリバランスをかけて、債権比率を高めたり、8資産ファンドなどに分散するでしょう。
なぜなら、将来のお金に対してそこまで、リスキーな行動が取れないからです。
チャートの上下を気にして夜も眠れないとか、クオリティオブライフがダダ下がりです。
定年退職するまでは、アメリカ株で夢を見たいのは個人的な趣向です。
ただ、投資額が増えてきたら色々な国に分散して、リスク許容度を下げていくつもりです。
投資計画の立て方については下記の記事を参照
老後のことを考えるなら最低3つの収入源を持つ
老後のことを考えるなら最低3つの収入源を持つようにしましょう。
具体的な収入の種類は下記の通りです。
- 本業の収入(会社・自営業)→老後は年金収入
- 副業の収入
- 配当の収入・不動産収入
若くて会社に勤めている時は、会社からの収入・副業収入・配当収入などを目指すのが一番理想的な形だと思います。
また、副業収入が一定を超えて忙しくなったら、会社をやめて本業に変更するのも良いかもしれません(安定性という面ではあまりオススメはしませんので、生活費の2倍の収入を1年間安定して稼げるまでは継続した方が良いでしょう)
会社を引退した場合、副業収入・配当収入・年金収入という収入源にすると良いでしょう。
また、お金がある人は副業で不動産をはじめるなど、金融商品からの収入にすることも可能です。
副業の選び方に関わる収入の話については下記の記事をどうぞ
老後が心配なら副業して入金力を高めておく
若い時から積立投資をして、愚直に積み立てるのも間違いではありません。
しかし、積立投資だけで心配の場合は、副業にチャレンジして、収入源の分散を目指しましょう。
副業にチャレンジするメリットは、
- 定年退職がないので、老後の収入源にもなる
- 収入源の分散ができるので、万が一の備えになる
- 収入が増えるので、入金力が上がる
特に、積立投資において重要なのは入金力です。入金力が高まれば、それだけ運用資産の残高が増えることになります。
もしも自営業の場合であれば、本業以外の収入源を確保することで、生活が安定するでしょう。とにかく収入源の分散をしておけば、その分だけ安定性が高まります。
老後の心配をするのであれば、積立投資だけではなく、副業もして収入源の分散をしておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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