老後貯金は平均いくら?金融資産が豊富な人に共通する3つのこと

老後貯金は平均いくら?金融資産が豊富な人に共通する3つのこと

「老後についてどのくらい準備しているの?」

「実際にみんなが貯金をしているのってどの程度?」

実際にみんながどの程度貯金をしているのかって気になりますよね。

金融広報中央委員会のデータの「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成30年調査結果」に、みんながどの程度貯金をしているのかまとめているページがありました。

平均すると1,151万円の貯金がありますが、中央値で見えると450万円程度だそうです。多いと思うか少ないと思うかはそれぞれの価値観によりますが、金融資産が高い人を調べていくと、ある共通点がわかりました。

今回は、老後貯蓄に対する現状と、金融資産が高い人の特徴をまとめてみたのでご紹介します。

この記事で学べることは?

  • みんな老後に不安だということが学べる
  • 老後資金の貯蓄の現状が学べる
  • 金融資産額が豊富な人の共通点が学べる
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老後について考えていないけど不安な人は多い

老後生活に不安がある人は全体は78%・20代〜50代は85%以上が心配している

この調査によると、老後生活に不安があると回答した人は全体の78パーセントでした。

下記は2009年からの、老後の生活への心配についての回答数のグラフです。

2009年度からのおよそ10年間で老後生活の不安が解消されている人がほとんどいないことがわかります。

回答者全体では78パーセントといましたが、20代〜50代の老後前の世代に限定してみると、約85パーセント以上の人が、老後に対して不安であると回答しています。

世帯主の年齢心配である回答率
20歳代88.1%
30歳代85.7%
40歳代87.3%
50歳代84.1%

生活設計を立てている世帯は37.4%程度…62%は生活設計を立てていない

老後の生活に不安があると回答している人が多いにもかかわらず、老後の生活設計を立てている人は、全体の3分の1程度です。

老後が不安だと答えた人が79パーセントいるにもかかわらず、生活設計をして老後に備えている人はわずか37.4パーセントしかいません。

残りの62パーセントは生活設計を立てて老後に対する準備をしていないのです。

下記には、生活設計があるかどうかの回答を2009年からグラフで表しています。2009年から2018年の間で生活設計を立てる人は全く増えていません。

むしろ「生活設計を今後立てる必要がない」と回答した人が3%も増えちゃっています。

つみたてNISAの始まりやiDeCo制度が整備されたりと、政府としては個人に将来の生活設計を任せる方向に進んでいますが、生活設計を立てることについての意識は高まっていないのが実情です。

老後の貯金はどのくらい?

それでは実際に老後の貯金がどの程度貯めているんでしょうか。金融資産を持っている世帯だけに限定した数字と、持っていない世帯も含む数字でそれぞれみていきましょう。

金融資産保有の50代以降の平均貯金額と中央値は?

金融資産を持っている50代以降の、平均貯蓄額と中央値は下記の通りです。

平均額中央値
50代1,828万円1,186万円
60代2,415万円1,500万円
70代2,565万円1,500万円

平均すると2,000万円程度は貯めているということでしょう。中央値で考えても1,500万円以上はが貯めている人が多いです。

金融資産を持っている人々は、退職金でいただいた分を、投資信託や保険などにして運用しているケースもあります。そのため総じて金融資産を持っている人は、退職金を持てる人と考えることができるでしょう。

金融資産保有なしも含む50代以降の平均貯金額と中央値は?

先ほどは金融資産を持ってる人に限定した数字でしたが、今度は金融資産を持っていない人も含めた平均値と中央値をみてみましょう。

平均額中央値
50代1,481万円900万円
60代1,849万円1,000万円
70代1,780万円700万円

やはり金融資産を持っている人だけに比べると全体的に近くなる印象があります、特に中央値でみてみると、金融資産を持っている人と持っていない層も含んだ数字では、約2倍程度差が生まれています。

金融資産を持っていない人たちの平均貯蓄額と中央値は公表されていませんでしたが、2倍もの差が開く分だけ低い可能性があることが予想できます。

老後の備えや、全体の貯蓄額ははどんな感じなの?

全体の貯金額は平均1,151万円・中央値は450万円

ちなみに、50代と区分けせず、20代から70代以降の全体の貯金額の平均は1,151万円であり、中央値は450万円でした。

この数字を高いと見るか低いと見るかは、それぞれの生活習慣によるかと思いますが、いずれにせよ貯めている人は貯めているし、投資投資している人は投資をしているというのが印象的でした。

老後生活は元気な体と労働と個人年金や保険のみ…老後貯金の備えを当てにする人は1/4程度

老後の生活設計をしている人が少数です。そのため老後生活の生活費の収入源については就業や年金、保険金などに出るケースが多く、計画的に利子配当所得を構築するなどといった考えは多くの人は持っていませんでした。

下記は老後生活の収入源についての回答です。

本当に体が資本という、そして国が頼りだとしている人が多かったです。

しかし、体はいずれ病気なり働けなくなりまし、少子高齢化や年金の受給引き上げ、70歳定年制度の推進などの問題があります。

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年金や保険などの国や企業に何とかしてもらおうと考えるのは、今は良いかもしれませんが、これからお考えると少しナンセンスです。

やはり自分で稼ぐか、投資などして配当所得を増やしてことが、自分の老後の安定につながるでしょう。

老後貯蓄が足りない!これから定年後の貯蓄を増やす対策とは?

老後の貯蓄の平均を解説してきましたが「全然足らない!!」と思った方もいるでしょう。

私も初めてデータをまとめたときには、「こんなに貯蓄しているの?」と焦りました。

しかしデータを詳しく調べていくと、金融資産の保有額が高い人々には共通点があることがわかりましたので、紹介したいと思います。

持家を持っている人の方が700万円資産が多い

持家を持っている人と持家を持っていない人における金融資産の平均値と中央値を比較すると、およそ700万円ほども違いがありました。

▼金融資産を持っている人の持家あるなしの金融資産の比較

平均中央値
持家あり2,048万円1,200万円
非持家1,316万円601万円

▼金融資産を持っていない人の持家あるなしの金融資産の比較

平均中央値
持家あり1,617万円800万円
非持家884万円220万円

平均値でも中央でも700万円ほどの違いが生まれていますから、持家を持つか否かで単純に700万円も違うのでしょう。

やはり、持家を持った方が金融資産的には良いという訳ですね。

家賃よりも固定資産税の方が安いですし、家を相続した方が相続税だけで済みます。

新しく購入する場合でも、住宅ローン減税などをフル活用できるので、金融資産を構築しやすいのでしょう。

金融資産保有額がトップの関東で仕事をする

金融資産保有者の地域別の平均値と中央値を確認してみると、平均して高いのは関東であり、最下位の東北と比べると約900万円も差がありました。

平均中央値
北 海 道1,507万円1,001万円
東   北1,344万円900万円
関   東2,220万円1,333万円
北   陸1,642万円1,200万円
中   部1,891万円1,000万円
近   畿1,908万円1,040万円
中   国2,136万円1,030万円
四   国2,024万円1,125万円
九   州1,416万円850万円

関東が一番平均と中央値が高かったので、金融資産を増やしたい方は関東で仕事をするのが良いかもしれません。

ただし、関東に来ても仕事がなければ意味がありません。

関東で仕事ができるようなスキルや能力を磨いて、なるべく早めに上京して、関東で生活できるようにするのがオススメです。

金融資産を持つ

総じて言えることは金融資産を持っている人と持っていない人では、金融資産を持っている人の方が金融資産が多かったです。

平均値中央値
金融資産保有者1,887万円1,080万円
金融資産保有していない世帯含む1,430万円609万円

金融資産を持つことによって、市場の成長や配当金、金利などの影響を受けられるため、資産が成長し増やしやすくなっているのでしょう。

金融資産を多くしたければ、投資をして資産を増やしていくと良いです。もちろん投資をすれば元本が割れる可能性もあります。

しかし、長期的な投資をして分散しておけば手堅く資産を増やせる可能性も高いです。投資について学んでみましょう。

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老後資金の貯蓄が高ければ高いほど、豊かな老後が過ごせるようになります。

老後資金が少なければ、病院を我慢したり、食事を我慢したりなど、悲惨な老後が待っているのです。

金融資産が豊富な人の特徴は、

  • 持ち家を持つ
  • 関東で仕事をする
  • 金融資産を持つ

の3つでした。つまり、年収を高める必要があるということです。

年収を高めることが大変ですが、長いサラリーマン生活のナカデ不可能なことではありません。生活設計をしっかり持ち、年収を高めるタイミングを見極めて、年収をあげていきましょう。

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以上、老後の貯金の平均と、金融資産が豊富な人の3つの共通点を解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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