「出世する人の特徴ってなんだろう?」
「出世を目指しているんだけど、何をすれば良いかな?」
出世を目指そうと思って出世する共通点を調べてみても、いまいち具体的なものがわかりません。
- 協調性がある人、
- リーダシップがある人、
- 努力を継続している人、
そりゃ、そういう人は出世するわって感じですが、そんな清廉潔白な人々だけではないでしょう。
どうすれば出世するんでしょうか…。
私自信が出世をしている訳ではないですが、私の周りには転職で成功していたり、外資系企業の出世頭な人だったりを、結構多く見てきました。
「なんでこの人たちは出世していくんだろうなぁ?」と無意識に分析していたら、出世する人の特徴が、ある程度リアルにわかってきました。
今回は出世する人の特徴について、できる限り、リアルで具体的な内容を解説したいと思います。
目次
出世する人は「自分の値段」を把握している
出世する人を分析していてわかったことは、出世する人たちは、「自分の値段」を気にしている人が多いということです。
自分の値段。つまり自分の適性年収を把握しているため、年収が低いと感じたら、論理的に交渉します。
そのため、年収が高くなりやすく、年収が高くするためにポジションが必要になり出世していくのです。
自分の適正年収を把握している
ご飯を食べに行ったときには「あの人は大体このくらい稼いでいるだろう」ということをお話してくださったり、他人の年収にも興味があります。
出世する人たちって能力が高いから出世するんじゃないの?って思われるかもしれません。
確かに出世する人は能力が高い人が多いです。しかし、年収が高い人と接していて、思うのは自分の適切な値段を把握しており、自分の年収が低いと感じたら年収を交渉して上げていました。
年収が低いなら競合他社からのオファーを引き合いに出す
自分自身の評価が能力に比べて低いと感じたら、競合他社からの採用のお誘いがあれば引き合いに出し、提示された給料を企業側に伝えるなどして、評価を高めようとしているのです。
実際にお誘いのお話を企業側にした結果、年収を引き上げた知り合いもいました。
能力が高い方でお誘いがあるのは当然だとは思ったのですが、一度会社に話して年収交渉に使うという手法は、「上手いな」と感じたものです。
このように、出世していく人というのは常に自分の値段を把握し、自分の評価を高めようとしているのです。
出世する人は会社への収益を実績としている
出世する人たちの共通点を調べていて気づいたのは、出世する人たちは、収益を考えて行動しています。
若い時の私は「なぜ会社への収益を考えて行動して、辛い仕事をするのだろう…」と疑問に思ったものです。しかし、ある程度仲良くなってくると、出世する人たちの必死な理由がわかってきました。
収益を稼がせないと、給料がなくなる
出世する人たちは、必死な人が多く、ゴリゴリ、ギラギラしています。必死な理由は簡単で彼らの多くは収益を稼がないと収益が無くなるからです。
外資系の場合は、収益が稼げないとリストラ対象になります。すぐにクビを切られてしまうため、必死に収益を稼ぐことに努めます。
日系企業の場合は、収益が稼げないと出世コースからスピンアウトします。窓際族になり、最悪早期退職制度の社員として肩叩きを食らう可能性も否めません。
このように、収益を稼げないと給料がなくなってしまうので、必死で仕事に取り組みます。そのため、収益を上がり、逆に出世してしまうという訳です。
収益をもたらせば実績になる
平社員で働いている場合は、収益構造の全体像などが把握できていないため、会社の仕事も短期的な目線で楽に行います。
しかし、出世していく人たちというのは、
- どの顧客に営業をすればどの程度の収益が発生するのか。
- どうすれば、無駄を削減できて、収益化につながるのかという点を考えて行動しています。
そもそも会社が雇いたい人材というのは、「稼がせてくれる人材」です。
収益を上げてくれる人材かどうかという視点で、会社は社員を採用します。
- 若い人:成長して稼がせてくれるポテンシャルがある人材
- ベテラン:即戦力で稼がせてくれる人材
収益をもたらした功績は、その分だけ直接的に出世につながります。
他社に転職する際にも有利に働きますし、オファーを受ける可能性も増えるでしょう。
会社でただ働くのではなく、収益をもたらすこと前提で働き、
- 出世コースに乗る
- 転職で有利にする
ということを考えている人が、出世する人の特徴です。
出世する人は「常に自分の価値を上げる」努力をする
まわりの出世する人たちを見ていると、自己啓発をしている割合が高いです。
自己啓発といっても、成功哲学のセミナーとかでメンタルを鍛えるのではなく、
- 資格取得
- 語学の勉強
- 健康への投資
などを身につけることで、自分の価値を高めていくのに貪欲です。
出世していく人は、筋トレをしたり、食事に気を使っています。健康面から仕事のパフォーマンス上げることに気を使っている印象もありました。
週に3回筋トレすることを日課にし、出社前や退社後に筋トレしている人もいます。
健康面で気を使うということも、仕事を120%こなし、病気なく長期的に働くためのメンテナンスなのでしょう。
出世する人は読書家であり、交友関係が広い情報収集家である
出世していく人は勤勉な人が多いので、読書する人や情報収集家が多いです。出世していく人と話すと経験も豊富で非常に刺激的な話が多く聞けます。超楽しいです。
例えば、出生する人や、ある程度の年収がある人は、不動産売買をしている人が多いです。不動産界隈の話で、利益を出した話や、損を出した話などは、生でしか聞けない情報が多く、本当に勉強になります。
もちろん、自分がいる業界の知識にも超詳しいので、自分の将来像を考える上で、非常に参考になります。
出世していく人は読書している割合も多いですが、読んでいる本も小説というよりはビジネス書を読んでいる割合が多いのが印象的でした。
![](https://studytokyo3.com/wp-content/uploads/2017/04/book-2073828_1920-160x90.jpg)
出世する人は業界の横のつながりが強い
読書よりも印象的だったのは、出世していく人は業界内外の交友関係がバツグンに広いです。
「え?なんでこの人と友達なの?」って言う人とつながっています。
「どうやって繋がったんですか?」って聞いたら「仕事をしていたら自然と…」と言っている辺り、「すごい」としか言いようが無いです。
出世していく人は、いち早く業界の情報を察知している人が多いです。動向を先読みして、収益を稼がせるような人になっているのが特徴的でした。
なぜ、いち早く業界の情報を察知できているのでしょうか?観察してみると、プライベートでも業界の横のつながりを半端なく持っています。
横のつながりが多ければ、その分情報が入ってくるルートも多いので、いち早く情報を読み取るのでしょう。
会社でのランチも一人で食べずに社外の人と食べています。人と話すのが好きなのかと思うほど、一人でご飯を食べることが少ないです。
余談ですが、デスクランチはマジで最悪な文化だと思います。
忙しい時は良いかもしれませんが、忙しくないのに、デスクランチをされていると、ランチ休憩が非常に取りにくくなりますからね。
ポジティブで仕事が早い人が出世する
出世する人に共通して言えるのは、ポジティブで仕事が早いです。
ミスには向き合うが引きずらない
ポジティブであれって言うと、バカみたいに前向きなのが良いのかと考えてしまう人もいるかもしれませんが。そうではないです。
出世する人たちは重要な仕事に就いているケースも多く、ミスした時の影響も大きいです。しかし、出世する人たちもミスすることがあります。
出世をする人に、ミスった時に何を考えているのか確認してみたところ、彼らは何も考えていません。いや、ミスったことについて考えてないんです。
出世する人ってミスっても「明日のランチは何にしようかな」「休日どこに行こうかな?」と考えていて、ミスについて、くよくよすることが無いんですよね。
仕事を早く終わらせる
仕事について、ミスがない方が良いか、仕事が早い方が良いかは、意見が分かれるところでしょう。
ただ、出世をしている人を観察すると、ミスはあっても仕事が早く、即終わらせるというのが印象的でした。
ポジティブで仕事が早いのは、失敗しても取り返すことが前提という考えで行動している人です。
とにかく行動が早いですが、行動が早いというのは量も圧倒的なのです。
ミスをしたら、次からミスをしないためにはどうするのかを考えて仕組み化してミスを抑えるので、行動量を一定に保ちながら仕事どんどんミスがなくなっていくのです。
出世する人は副業・投資で生産性を上げている
出世する人は要領が良いので、会社の仕事だけをやっている人が少ないです。
会社の仕事も全力で頑張りますが、会社の仕事で忙しくても、自分のプライベートを大切にし、余った時間で副業・投資に回しています。
お金に余裕のある人のほとんどの人は不動産などの金融商品に投資をしておりまして、サラリーマンの収入以外の副収入を構築しています。
出世をして、給料が上がれば、余分な資金をさらに投資に回して、少しでもお金の生産性を上げているのです。
出世する人は副業や投資を行うことで生産性を引き上げているのです。
![](https://studytokyo3.com/wp-content/uploads/2017/09/book-160x90.jpg)
出世する人の特徴は人生で成功する法則に当てはまる
出世をするかどうかは個人の価値観によりますが、個人的に出世をしている人をいつもウォッチしているのは楽しいです。
出世している人の特徴をまとめると
- 自己啓発をする
- 無駄な時間を使わない
- 自分の評価を客観視できる
- 横のつながりが豊富
- 情報収集を常に行なっている
以上、【出世する人】徹底分析して判明!出世する人に共通する日頃の行動や特徴を解説しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
理想の働き方を勝ち取る攻略法とは?
「年収を上げたい」「働き方を変えたい」と悩んでいるなら、転職市場と常にアクセスを持っておかなければ、理想の働き方を勝ち取ることができません。
特に大企業で働き残業などで消耗している方は、たとえ自分の年収に満足していても、他の求人や外資系などの職種まで幅広く知っておけば、企業と交渉する余地が分かり、待遇改善を考えるチャンスとなります。
理想の働き方、待遇改善は会社に任せず、自分の力で勝ち取る必要があるのです。
理想の働き方を勝ち取るためには、下記のような情報収集が大切でしょう。
- 年に1回エージェントと面談して自分の市場価値を知っておく
- 常に求人情報を閲覧しておく
そのため、幅広く転職エージェントに登録して、情報を収集しておくのがおすすめです。
- 市場価値診断ならMIIDAS(ミイダス)!で自分の適正年収を測定しよう!
- リクナビNEXTのグッドポイント診断を使えば簡単に転職活動の自己PR文章が作成できます
- 書類選考が進まない人は転職サイトDODAのエージェントに添削してもらいましょう
自分に適切な年収を知ろう!
自分の適切年収がどの程度なのかを知っておけば、現状の年収が高いか低いかの判断ができます。
自分の市場価値を知るMIIDASの年収測定をすれば、統計データから自分の社歴や能力でどの程度のオファーが来ているのかを知ることが可能です。
登録無しで無料でできるので、一度やって見るだけでも面白いでしょう。
履歴書を書く時の自己分析を無料で!良い点・悪い点を把握する
実際に履歴書を書く時に自己分析をするのってシンドいですよね。リクルートエージェントが提供しているグッドポイント診断であれば、登録すれば無料で有料級の自己分析ツールが使えます。
登録自体は無料なので、これから履歴書を書く人はグッドポイント診断を行ってみると良いでしょう。
![](https://studytokyo3.com/wp-content/uploads/2018/09/image.001-2-160x90.jpeg)
コメント