【会社辞めても大丈夫?】脱サラ・退職前に必要な準備とは?ビビらない脱サラ生活を送ろう!

「仕事がつらい」

「はやく会社を辞めたい」

脱サラしたいとか、会社を辞めたいと考えている人は多いでしょう。

実際に私も会社に行くのが苦痛であり、26歳から29歳の時は、独立して会社に雇われずに働いていました。

その経験から言えることですが、退職後の生活を有意義にしたければ、勢いだけでやめるのではなく、しっかりとした準備が必要です。

私の場合は、お金のことや、仕事に行かない代わりやることなどが決まっていなかったため、惰眠を貪るように生活をし、3年後に後悔することになりました。

退職前の準備をしなけば、有意義な脱サラ生活を送れません。むしろ会社をやめない方が良いレベルです。

一度退職をした私が経験した、退職する前に、考えておいた方が良いことについて、海外のニュースサイトでも取り上げられていました。

脱サラしたてで、お金がない状況や将来について何も考えずにフリーランスになるのはかなりリスキーです。

「副業が忙しいので退職する」なら全く問題はありません。

しかし、副業で稼げてもおらず、忙しくなっていないのに退職した場合、暇を持て余し、貯金だけがなくなっていくこともあります。

今回は、脱サラ前に確認すべきことと、脱サラに向けた準備について解説します。

この記事で学べることは?

  • 会社を退職・脱サラ後に起こる問題が学べる
  • 脱サラ前・退職前に準備しておくべきことが学べる
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脱サラ前に確認すべきこと

先に申し上げておきたいのが、脱サラをすることによって、うまくいくケースもあるということです。

というより、一般人が起業で結果を出す場合、脱サラして多くの時間を用意しながら、毎月の固定費である生活費は圧倒的に減らすのは、かなり良い戦略でしょう。

しかし、脱サラを勢いでやった場合、結果を出せる人は一部のカリスマだけでしょう。

そんな状況の中で、一般人が現実的に考えた場合、まずは会社にいながら副業として全力で取り組み、会社は限界まで辞めずに、むしろ利用する。

そして、稼いだ収入は副業に再投資して、資産を構築し、その後、配当収益が見込めるものに投資方向が一番安全かつ、成功確率が高い方法でしょう。

そう言っても、脱サラして副業を行いたい人、会社を退職する人もいるでしょうから、経験的に退職する前に確認しておいた方が良い点を下記に解説してみました。

お金が十分にたまっていないけど大丈夫?

お金が十分にない場合の脱サラ・退職は精神的に辛いです。

例えば、10万円しか稼げていない人が毎月20万円の支出をする場合は、当たり前ですが預金残高は減っていく一方です。

「そんな人いるわけ無いでしょ」って思うかもしれませんが、フリーランスで働いている人の中でも何人かはいると思います。

「このままではいけない」と奮起して立ち直る場合もあれば、借金を重ねてしまい、より悪い状況になる人もいるでしょう。

私の場合も稼いでいるお金と同様のお金を事業の支出として使っているときは、精神的に安定していませんでした。

ストレスが溜まり、不安になり、将来について暗い展望しか生まれませんでした。

当たり前ですが、お金が十分に貯まっていない状況での脱サラは、やめたほうが良いです。

しかしお金がなくても起業してうまく人もいます。そういう人は、固定費を圧倒的に下げていたり、カリスマ性があったりするのでしょう。

年金制度が崩壊する可能性があるよ?

脱サラしてフリーランスになったとしても、その収入は一生続くものではないでしょう。いずれ収入が途絶える可能性があります。

そんな時に頼りたいのが年金です。フリーランスでも年金があれば、なんとか生きていけるでしょう。

国民年金の平均支払いは毎月5万円なので、家があったり地方移住すれば、なんとか生きれます。

いざとなれば、生活保護もあるし、って思う人もいるでしょう。そのとおりです。日本にいる限り餓死することはないでしょう。

しかし、年金制度や生活保護などの社会保障制度は、崩壊する可能性があることを忘れてはいけません。

少子高齢化が進む日本は、年金は将来世代(20代〜50代世代)へのツケとして支払われているのが現状です。

つまり、おじいちゃん・おばあちゃんが受け取る年金は、我々が返すべき借金になっているのです。

10人で1人を養っていた図式が、私たちが年金をもらう頃には1人の若者が1人の老人を養う状況になっても、社会保障制度は継続できるでしょうか?

単純に不可能ですよね。

そう考えると年金制度は、崩壊しないまでも、年金の受給額が下がったり、支払われる年齢が遅くなったりすることは十分に考えられます。

将来のセーフティネットを作るのは自分しかないのです。

仕事が暇になり自尊心がなくなる

人間は人から認められたり、求められることによって自己肯定感が高まります。

自己肯定感が低くなると、自分が自分に対して価値を見いだすことができなくなるため、精神的な苦痛を相当感じることになるでしょう。

独立して暇を持て余すくらいなら、仕事をして自己肯定感を高めた方が、精神的に幸福度は高いです。

ただ、仕事だけをしている場合は、いずれ周りから求められなくなる日が来るでしょう。

経験的に、仕事上、自分のことを慕っくる人間の大半は、利用価値がなくなったときに、去っていく人がほとんどです。

搾取する人だと判断したら、例え仕事であっても離れた方が良いでしょう。

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今は仕事が楽しいから仕事に専念している人も多いでしょう。

仕事が楽しいときは、成績が伸びているときです。成績が伸びている時は、周りからも求められます。

しかし、成績が伸びなくなった場合、仕事上の付き合いの人々は、あなたのそばから離れていきます。

結局、あなたの調子が悪くなっても、離れていかないのは家族だけです。

将来的には仕事や家庭で求められる人間にもなれるように努力しましょう。

脱サラ・退職に向けた準備は?

脱サラ・退職をする前に確認したいことは、

  • お金が足りない
  • 年金制度が崩壊する可能性がある
  • 暇になり自己肯定感が減る

ということでしたが、対策は下記の通りでしょう。

  • お金が足りない:固定費を下げる
  • 年金制度が崩壊する:配当収入・事業収入を作る
  • 自己肯定感が減る:趣味=仕事を始める・家族を作る

圧倒的に固定費を下げる

お金が足りない状態を防ぐには、圧倒的に固定費を下げましょう。

退職後で都内で賃貸している場合は、お子さんの手が離れたら、思い切って地方の家を購入するのもありでしょう。

実際に住む場所を都内から地方に変えるだけでも、かなり固定費を下げることができます。

これは、脱サラしてフリーランスを目指す場合も同様です。

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配当収入や事業収入を作る

年金制度が崩壊する対策として、配当収入や事業収入を作りましょう。

私がおすすめなのは、事業収入→配当収入です。

給与所得は生活のためにお金を使い、事業収入は投資に回し、配当収入は再投資orお小遣いとして使うのです。

株式や投資信託やETFには配当金が払われるものがあります。

配当金があれば年金の代わりに少しばかりの足しになるでしょう。

投資の場合は、複利効果についても期待できます。

そのため、若いうちから少額で投資をしておけば、年金が必要になる頃には少しは足しになっている配当が得られるかもしれません。

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さらに、事業での売り上げがあれば、定年退職関係なく事業を継続していれば収入が入ることになるでしょう。

自営業は定年退職もありません。そのため、自分が必要な時に必要な分だけ働けば、収入が得られるのです。

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趣味=仕事=人生をはじめる

趣味が仕事で仕事が趣味の状態で継続して仕事をし続ければ、あなたが誰かから求められる状況を常に生み出し続けることが可能です。

ワークアズライフという考え方があります。

従来はワークライフバランスであり、ワークとライフを明確に線引きしていましたが、これからはワークアズライフとして、生きることと働くことが合致するような仕事を編み出していくことが大切でしょう。

つまり、趣味=仕事=人生という図式を構築するのです。

ワークアズライフを構築するには、かなりの時間がかかると思います。

そのため、ワークアズライフを構築するためにも、早い段階から、どのようなことをするのかを考えながら生活をしていくと良いでしょう。

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退職後・脱サラ後も淡々と仕事ができればベスト

結局のところ、お金の問題や自己肯定感の問題は、ワークアズライフとして趣味=仕事=人生という図式を作ってしまえば、簡単に解決できてしまいます。

「脱サラだったり、定年退職後にまた働くの?」となるかもしれませんが、趣味でお金が稼げたら、働いている感覚はなくなるでしょう。

淡々と仕事ができるような状況を構築した人が一番ですね。

焦らず、騒がず、淡々と仕事がこなせるように頑張りましょう。

以上、脱サラ、退職を有意義にする、脱サラ前、退職前にできることを経験的に解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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