定年後幸せに生きる方法を幸福度が下がる原因から考えよう

「定年後ってどうなるんだろう?」

「定年後って幸せなのかなぁ」

日本は長寿になっても幸福度は上がっておりません。アメリカでは、定年を迎えた後は、幸福度が上昇すると言いますが、一方、日本は長寿になって定年を迎えた後でも、幸福度が低下します。

日米を比較した「年齢による幸福度の推移」グラフが掲載されている。それによると、アメリカでは高齢期に幸福度が大きく上昇する一方で、日本では加齢と共に幸福度が下がっているのだ。

参考 ニッセイ基礎研究所

また、こういった事実を定年前に知っておけば、定年退職後に幸福度が下がることを予防できます。

定年退職後に幸福度が下がることに備えることが出来れば、幸福度を上げ続けることができることでしょう。

定年後に幸福度が下がる原因と対策を解説します

スポンサーリンク

定年後幸せに生きれない?幸福度が下がる原因とは?

定年退職後に幸福度が下がる3つのリスクの背景にあるのは、社会の変化でした。

順々に説明していきたいと思います。

定年後の夫婦お互いの介護のリスク

一人っ子が増えた影響により、子供は親の面倒を見てくれなくなりました。

その結果、夫婦のどちらかが必ず介護をしなくてはいけません。

例えば、夫が寝たきりになれ妻が介護しなければいけません。同様に、妻が寝たきりになれば夫が介護しなければいけません。

想像してみてください、夫のおむつをとりかえ、床ずれをしないように寝返りをうたせることを。夫がうめき声をあげている横で笑いながらバラエティ番組なんて見れません。家庭から笑顔がなくなります…。

このように、お互いの介護リスクが高まっているので、幸福度が下がっているのです。

こういった介護の事実について強烈に書いているのが、マンガ「助け合いたい」です。強烈すぎますが、現実がここまでリアルなのかと思えるマンガですので、将来について「なんとかなるでしょ」って安直に思っている全員にオススメです。

定年後の収入の基盤がない

年金をもらって余生を過ごすという考えが普通でしたが、現代は年金の受給開始年齢が年々上昇し、重休学も減少傾向にあります。

定年後は「年金貰ってのびのびしよう!」と考えていた人は「年金がもらえないから、もっと働かなくては」と考えることでしょう。

年金の支給開始引き上げは今後ますます継続して進むと思われます。

日本よりも年金および政府の財政問題が深刻ではない欧米諸国でさえ、公的年金の支給開始年齢の引き上げが決定されている。アメリカは67歳、イギリスは68歳、ドイツは67歳へ引き上げられていく。また、こうした国々では、さらなる支給開始年齢の引き上げも議論されている。(参考:日経新聞

年金がもらえなくことで、働かなければ生きていけなくなりました。その結果、定年後の幸福度を下げているのです。

日本でも政府が70歳まで働くことを努力目標にするなどの動きがあります。

少子高齢化の影響は「【少子高齢化】70歳以上が2割以上の日本と世界の現状と今後の対策」で詳しく解説していますので、興味がある方はどうぞ。

定年後はひとりぼっち?「一人暮らしのリスク」

下記の表は、65歳以上の一人暮らし高齢者のグラフです。

図1-2-1-3 65歳以上の一人暮らし高齢者の動向

引用:厚生労働省

グラフを見て頂ければ分かる通り、高齢者の一人暮らしは増えています。

もしも、寝たきりや、病気の時に、周りに誰もいなかったら、自分でなんとかしないといけません。若い時とはちがい体力も衰えているのに、助けてくれる人がいないのです。そう考えたら幸福度も下がるでしょう…。

さらに、幸福度に関係しているのは人とのつながりです。

定年前はある程度の会社のポジションがあり、寂しさを感じませんでした。

しかし、定年後は会社に行くことは無いので、家族もいなければ、つながりは皆無です。自分からコミュニティを自分から形成しようとしなければ、孤独なり幸福度が下がってしまうのです。

特に男性は定年後に孤独になる可能性が高いです。偉そうだったり、会社の肩書がいまだにあるような振る舞いをするのは男性が多いんでしょうね。

詳しくは「【定年後の過ごし方】男性が悲惨な定年後を過ごす?原因と対策とは?」で解説しています。男性の方は必見ですよ。

定年退職後に幸せに生きる方法

介護リスク→健康に気をつける

介護リスクを何とかするには、何よりも健康に気をつけることが一番です。

健康に気をつけるためにできることは健康を学び実践することでしょう。

年金がない→副業や投資で収入源を作る

年金がないことで収入の基盤がなくなるなら、今のうちに副業を行い定年後も稼げるようにするか、投資をすることにより、収入源を複数持つことがおすすめです。

ただし、投資をするにしてもリスクの高いものに手を出すのは絶対に避けましょう。

定年後の収入源を作れそうな資格や投資を考えるなら「【30代以上必見】定年後の収入源が作れる資格・副業・投資まとめ」で詳しくまとめています。興味がある方はどうぞ。

孤独になる→コミュニティを形成する

孤独になることを克服するには、家庭以外の別のコミュニティを形成しましょう。

例えば、趣味のサークルに参加してみたり、趣味のサークルを自分で企画してみることもオススメです。

自分が主催者になれれば、孤独感を感じることはなくなります。老後のことを考えても、何かしらのコミュニティを主催することは本当に良いことだと思います。

またコミュニティを形成する上で自営業として働くことも良いでしょう。実は定年後自営業になる人の割合は比較的多いのです。

詳しくは「【定年後の仕事選び】65歳・60歳定年の独立起業割合が高い理由?」で解説しています。興味があるかたはどうぞ。

定年後を幸せに生きるには定年前に考えておこう!

定年前の人は定年後のことを関係が無いとお思いがちです。

しかし、定年前の人ほど、定年後の生活については真剣に考えなければいけない問題です。

定年退職後の幸福度の減少は可能性としてはかなり高いでしょう。情報や事実がたくさんあるということは、いずれ来る可能性が高いということです。

将来について何も対策を取らなかったら、文句を言う筋合いはありません。

良い老後を過ごして幸せな生活を送りたければ、良い準備を心掛けることが大切なのです。