貯金でも損するインフレリスクの回避法とは?30年3%のインフレ率は資産価値が半分になる!

貯金でも損する!20代・30代投資家も気をつけるべきインフレリスクの回避方法?

「投資って損するかもしれないから怖いよね」

「損をしたくなかったら貯金が一番!」

投資が怖いと思っている方に1つ質問があります。

貯金をしていても、年間1%ずつ損をしている事実を知っていますか?

投資をしていない人でも、実は、年間1%~2%ずつ資産価値は減少する可能性があります。

投資をしていなくても損をする原因はインフレです。

物価が上昇することに良い、相対的にお金の価値が下がるため、損をしていないように見えても、実際は損をしていることになります。

それだけ、長期的に生きる人々にとってインフレとは恐ろしいものなのです。

なぜなら、毎年1%ずつ資産が下落すると、マイナスの波及効果によって損が拡大するからです。

30年間インフレ率が毎年3%になった場合、資産価値は50%も下落してしまいます。

インフレリスクを正しく理解すれば、インデックスファンドへの投資が、もっとも資産価値を守る方法として最適だと言うことが理解できるでしょう。

今回はインフレリスクについて解説したいと思います。

この記事で学べることは?

  • インフレリスクについて学べる
  • インフレリスクへと対応策が学べる
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実際に驚いたインフレリスクを計算してみた結果

個人的にインフレリスクなんて大したことがないと考えていた私ですが、上記の「30年間3%のインフレが続けば、資産が下落する」というのを見て衝撃が走りました。

「嘘だったら良いな」と思って、自分でもシミュレーションをしてみた結果、確かにその通りだったので、さらに驚きました。

資産配分の大切さ!インフレ率で資産が下落するグラフ

インフレ率3年は日本の実情と遠かったので、1%と2%で計算しところ、確かに1%の場合は10年で10%も資産価値は下落しますし、2%で20年の場合は30%近く下落しています。

何もしていなくても資産が目減りしているインフレ率って恐ろしいですね。

インレリスクとは物価上昇により相対的に資産価値が下がること

インフレ率についてよくわからない方も多いと思いますので、マックのハンバーガーで考えてみましょう。

マクドナルドのハンバーガーは昔は、70円で食べられていました。

しかし、今では100円かかってしまいますよね。

この場合、およそ42%の物価の上昇になります。

物価が上昇した結果、物の価値が上がることがインフレです。

インフレと言えば終戦後のドイツのハイパーインフレが有名ですよね。

紙幣を沢山刷ったことにより、資産価値が下がり、急激な物価の上昇を迎えました。

このような、ハイパーインフレの場合は騒がれることが多いです。

しかし、ハイパーインフレでなくても、私たちの知らないうちにインフレは進んでいきます。

世界のインフレはどの程度?

インフレ率について実際の数値を世界銀行のインフレ率のページから引用してみました。

世界のインフレ率は現在2%になっています。

大体1%~2%という水準で緩やかにインフレになっているのがわかります。

アメリカとイギリスのインフレ率は?

アメリカとイギリスのインフレ率も世界のインフレ率と変わらずに、2%〜2.6%で推移していることがわかります。

日本のインフレはどの程度?

現在の日本のインフレ率は大体0%〜0.5%程度です。1%〜2%程度のインフレ率は経済成長するなら普通の水準だと言われている水準ですが、日本のインフレ率はかなり低い水準ということでしょう…。

しかし、毎年0.5%ずつインフレすると、現在の100万円は10年後には97.5万円ほどの価値になります。

日本に住んでいる分には、大金を持っている限りは、あまりインフレ率を気にする必要がないでしょう。

ただ、それでも、車の値段やガソリンの値段、最近では電気料金なんかも値上げすることが増えています。

日本の物価が徐々に上がっている原因は世界的なインフレにより、原材料の仕入れ値が高騰しているのが原因なのです。

長期投資におけるインフレリスクを考えよう

日々の生活や短期的な投資においては、インフレリスクは特に問題になりません。

しかし、長期的な投資(特に日本国外)においてはインフレリスクは大きく損をする可能性があります。

例えば、100万円が年間5%のインフレを5年経験すると86万円になります。

冒頭でもお話ししましたが、30年で年間3%のインフレを経験したポートフォリオの価値は50%下落してしまいます。

どうして、こんなにも長期投資だと資産が目減りするのでしょうか?

複利効果で逆効果?インフレで資産の目減りが加速する理由

インフレ率は複利効果を逆に影響させる力があります。

長期投資は複利効果を求めて行う人が大半でしょう。複利効果がうまく働けば、30年で元金を180%以上にすることも可能ですからね。

複利効果とは、投資の元金自体のプラスの成長や、配当金を再投資することによって発生する、資産の成長のことをいいます。

しかし、この複利効果はインフレやマイナスの利回りでも影響を受けてしまうのです。

しかし、年間のインフレ率が高いのにも関わらず、インフレに強い投資をしていない場合、年率よりもインフレ率の方が高い状態になれば、複利効果が悪影響に働くでしょう。

複利効果についてよく知らない方は、先に下記の記事を見ておくのがオススメです。

【複利運用で189%増】インデックスファンドで複利効果を出す方法
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インフレ率3%で年利3%の投資信託への投資の資産価値は一定のまま

例えば、インフレ率が3%の世界で、年利3%の投資信託に投資をしていたとしましょう。

1年が立てば利回り分増えるため、103万円になり、嬉しいかもしれませんが、

しかし、インフレ率が3%ということは、100万円で買えた車も一年後には103万円になってしまいます。

つまり、数字は増えているのに、資産価値は増えていないという厄介な状態になるのです。

インフレ率3%の状態で預金をすれば資産価値は下落していく

一方で数字が増えていないのに、資産が減っている場合もあります。預金などが当てはまるでしょう。

今年100万円を預金して、来年100万円の車を購入しようと計画していた場合、インフレ率が3%の場合は、車の値段が103万円になってしまいます。

同じ100万円なのに車の値段が上がった結果、車が買えなくなってしまうのです。

数字で明確な損が出ていないにも関わらず、資産価値が目減りしているのです。

インフレ対策にはインフレに強い資産を持つ

インフレについて上記の事実がわかると、

「何もしなくても損が出てしまうのであれば、何かを行なって資産を防衛したい」

と考える方もいるでしょう。

そんな方におすすめなのが、株や不動産などのインフレに強い資産の購入でしょう。

  • 株の場合物価の上昇→売上の上昇→株価の上昇と関連性が強いです。
  • 不動産の場合は、物価の上昇→不動産価格の上昇になります。

ただ、不動産の購入はお金がある人や、借金ができる人ではないと購入できません。

都心の不動産なら値上がりしていく可能性もありますが、地方郊外の不動産は、人口の減少で不動産の価値が下落し、値段が下がる可能性もあります。

不動産の購入をしたくない場合には、株式に投資をしておいた方が良いでしょう。

ただし、株式投資も短期的に見たらマーケットリスクにより資産がマイナスになる可能性があります。

  • 不動産:お金を持っているならインフレ対策になる
  • 株式:長期的に使わないお金の場合にはインフレ対策になる

以前はMMFなどのファンドもあったのですが、マイナス金利の導入により、日本国内のMMFは全て使用不可になっています。

そのため、現状でインフレ対策を行うのであれば、株式のインデックスファンドへの投資が最適でしょう。

インフレリスクの対策は分散投資を忘れずに

金融資産で資産構築を考えている20代や30代前半の場合、インフレリスクに対応する上でも株を多めに保有するのがオススメです。

ただし、インフレリスクに対応するために株を持っていても、個別銘柄だけの場合は、その株式のマーケットリスクの方が大きくなってしまいます。

つまり、インフレリスクのために株式を投資するのであれば、分散投資は必要不可欠です。

分散投資については下記に詳しく解説しています。

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インフレリスクのことを考えながら、投資を考えていきたいものですね。

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