実は500万円損する?ロボアドとインデックス投資の比較【アメリカのロボアドとの手数料比較】

実は500万円かかる?ロボアドを使う前に知っておきたいこと

「最近AIでの投資が流行っているけど、実際どうなの」

「ロボットアドバイザーって何をするの?」

最近、ロボットアドバイザー(以下:ロボアド)が流行っています。ロボアド大手の会社だと2018年6月から9月までで残高が24%増で1000億円に突破したそうです。

しかし、ロボアドが具体的にやっていることを知っている人はあまりいません。

実は、ロボアドがやっていることは、ポートフォリオ分散やリバランスが主であり、海外のETFを買い付けて運用しているため、少し勉強し、手間を惜しまなければ個人的にできることも多いです。

また、日本と海外ではロボアドの手数料がかなり違います。

日本の主なロボアドの手数料は1%ですが、海外の場合は0.25%と約4倍も異なるのです。

今回は、ロボアドが具体的にやることやロボアドがおすすめな人や使い方について解説したいと思います

この記事で学べることは?

  • 日本と海外のロボアドの違いが学べる
  • ロボアドが具体的に何をしているのか学べる
  • ロボアド・インデックス投資どちらを選ぶべきなのかが学べる
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ロボアドの手数料は1%!海外はさらに安い?

運用商品を購入するときに損をしないためには手数料に注意する必要があるでしょう。投資は手数料が高ければ高いほど投資で損をする可能性も高くなります。

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ロボアドの手数料は一体どの程度なのでしょうか?実は日本と海外ではロボアドの手数料の基準が異なっているのです。

日本のロボアドは1万円からOK

日本のロボアドは1%からが主流です。

日本の主流なロボアドと言えば、ウェルスナビとTHEOでしょう。特にウェルスナビは大手として日経新聞にも取り上げられたり、残高が1000万円に到達したりと、いま注目のロボアドです。

両社とも広告も行っており、ブログなどで目にする可能性も高いですよね。

ウェルスナビは最低金額は10万円で手数料は0.5%〜1%

ウェルスナビは手数料が1%で最低金額は10万円からになります。

ちなみに、野村や大和証券でラップ口座という投資一任契約を結んだ場合、1.5%〜多くて3%程度かかることが予想されます。

そういった点から見ると低コストに見えますよね。

THEOは毎月1万円で手数料は1%から

ウェルスナビと一緒に語られることが多いTHEOですが、THEOの場合は1万円から始められます。

手数料はウェルスナビと同じで1%程度です。

海外のロボアドは最低金額があるが手数料が格安

実は、海外のロボアドは手数料が格安です。

日本の主流なロボアドバイザーは手数料1%からが多いのに対し、海外の主流なロボアドバイザーは0.25%からのものがあるからです。

海外のロボアドで有名なのがWealthfrontやBettermentです。また、インデックスファンド最大手のバンガードもロボアドを使ったラップ口座を導入しています。それぞれの手数料をみてみましょう。

Wealthfrontは最低金額5万円からで管理費用は運用額の0.25%

WealthfrontのHPからみてみると、運営には0.25%が必要だと書かれています。

また、ご丁寧に、それとは別にファンドの経費率も必要という記載もありました。

実質的な経費率は0.26%くらいと見積ることができます。

Wealthfrontを使うには、最低金額は500ドルからです。

Bettermentは最低金額はなしで、管理費用は運用額の0.25%~0.4%

Bettermentには0.25%と0.4%のプランがあります。

サービスの違いはCFPとの相談が可能かどうかです。

CFPとはファイナンシャルプランナーのことであり、家計のお金の専門家のことです。

ロボアドと聞くとAIの対応で完結すると思いきや、最終的には人との相談が必要になるんですね。

Premium Planを使う場合は10万ドルの運用額が必要だと言われています。

10万ドルなので、約1000万円相当ですね。

バンガードの最低金額は5万ドルで0.3%(500万ドル時)

インデックスファンド運用機関の大手であるバンガードグループもロボアドバイザーを導入しています。

バンガードのプランにはロボアドバイザーだけではなく、CFPによるビデオチャットサービスも込みで0.3%(500万ドル)の手数料です。

最低手数料になる500万ドルって、約5億円ですよね…。

お金持ちが受けるサービスですね。

ロボアドとインデックス投資の比較?

日本のロボアドを使って、毎月5万円を30年積み立てた場合の計算をしてみましょう。

年利5%で推移した場合は下記のグラフの通りになります。

ロボアドを使った場合のグラフ株式市場は長期的に見れば、平均して7%で成長していると言われていますが、悲観的に見積もっても大体年間で3%~5%くらいになるでしょう。

長期的に積立をしない場合は、平均に収束する前に解約する可能性もあり、損する可能性もあるでしょう。そのため、インデックスファンドに比べて手数料が高いロボアドを使うということは、その分だけ損をする可能性も上がってしまうのです。

ロボアドが行うのはポートフォリオの提案とリバランスが中心なので、暴落のリスクを察知してファンドを入れ替える等はしないでしょう。

実際にロボアドが行うことは?

ロボアドバイザーって聞くと、AIが自動で投資先を決めてくれてすごく便利だなと思うかもしれません。

しかし、実際にロボアドバイザーが行っていることって何かご存知でしょうか?

基本的に投資対象はETFなどのインデックスファンド

ロボアドバイザーが投資をするさきは、経費率が非常に安価である、株式指数や債権の指数に連動するETFが主流です。

例えば、バンガードの全米株式市場に投資をするVTIなんかは、年間の経費率は0.04%程度なのです。

海外のETFを自分で購入するのは相当手間です。

しかし、現在では楽天全米株式インデックスファンドなどETFに投資をする投資信託も誕生しています。運用管理手数料はETFよりは高いですが、それでもロボアドよりは高くないのです。

リスク許容度に合わせたリバランス

ロボアドの口座を開設する際に、数点質問されます。

質問の回答によって、ロボアドがリスク許容度を判断して、適切な資産配分比率(ポートフォリオ)を組んでくれるのです。

投資はタイミングではなく資産配分比率が利益の9割を決めるとも言われています。

長期投資家にとって資産配分比率はとても重要であり、投資初心者には、ロボットが自動で計算してくれるのはありがたいかもしれませんね。

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税金対策

海外のロボアドだと、税金対策もロボアドが自動で行ってくれるのもあるそうです。

損益が出ているファンドを売却することで、損失を計上し、所得控除をうけることができます。ロボアドの場合は、元金の減少なしに損失の実現をして税金対策をします。

一度損失を実現して、同じ数量を同じ価格で購入することで元本を減らしません。

個人で同じことをやろうとすると、どうしても売買手数料がかかるので、コストの方が高くなる可能性があるでしょう。

税金対策を自動で行ってくれるロボアドはかなり魅力的な投資方法だということができます。

ロボアド?インデックス投資?向いている人いない人とは?

ロボアドを使うメリットは、ポートフォリオ、リバランス、税金対策を自動で行ってくれることでしょう。

逆にデメリットと言えば、手数料が高いことです。

結論から言えば、もっと手数料が安くなってからロボアドを使うと良いと思います。今はロボアド導入するよりも、長期投資を勉強したほうがコスト的には安上がりです。

忙しいサラリーマンでほったらかしにしたい→ロボアドも可能

忙しいサラリーマンでほったらかしにしたいなら、ロボアドを使っても良いと思います。

ただし、手数料が1%というのは、インデックス型のETFの低コストという強みを消してしまうことに等しいです。

インデックス投資も毎年1回のリバランスで基本的に毎月購入していれば放ったらかしにすることも可能です。リバランスについては年1回程度が理想的なので、それ以上触る必要もないでしょう。

手数料が海外のロボアド水準になったら検討の可能性はあり

個人的にはロボアドの手数料が海外の水準になったら十分に検討する余地はあると思います。

しかも、ロボアドは実際に市場に導入されたのが2008年頃にBettermentが導入したばかりなので、今後さらに参入者が増えれば、手数料の引き下げがかなり期待できます。

ですので、放ったらかしに投資をしたいという人以外は、ロボアドを使うのは個人的にはおすすめはしませんね。

つまり、まだまだ様子見で全然良くて、インデックスファンド長期投資でOKでしょう。

勉強するのがめんどうくさい、放ったらかしにしたい→ロボアドを使う

勉強するのがめんどくさかったり、楽したいと考える方はロボアドを使うしかないでしょう。

ロボアドを使いたいなら、日本国内の大手であるウェルスナビがオススメです。

また、ドコモユーザーならTHEO+DOCOMOのロボアドを使えばdポイントが貯まるので、実質的な手数料負担を下げることが可能です。

ウェルスナビは業界のスタンダードを作る

なんと言っても日本国内では大手のロボアドの会社であり、業界スタンダードを作っていることもあります。

手数料が少し高めなのがネックですが、忙しくて、勉強もしたくなくて、放っておきたいという方であればぴったりです。

ウェルスナビ

DOCOMOユーザーならdポイントが貯まるTHEOも良いかも

ロボアドを使いたいDOCOMOユーザーなら、dポイントが貯まるTHEO+DOCOMOが良いでしょう。

手数料の費用もウェルスナビとは変わらないため、それならポイントが貯まる方がオトクですからね。

ロボアドが不要ならインデックス投資でも全然OK

国内でも海外でもロボアド人気高まっています。

ロボットがアルゴリズムで投資を考えてくれる!という点から、ロボアドが凄そうだなと感じて、ロボアドを通じて投資をする人が増えているのでしょう。

当たり前ですが、ロボアドを使った場合、ロボアドの会社に手数料を払わなければいけません。そして、投資において最も警戒すべきなのは手数料という事実もあります。

また、ロボアドが行っていることは、少し勉強すれば自分でもできることが多いでしょう。

ロボアドを使うかどうかを検討する前に、ロボアドが投資をするインデックスファンドやETFについて本を読んで勉強してみても良いでしょう。

読んでみると「これ、自分でもできそうだな」と思うことが結構多いです。

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ロボアドは人気が高まっており、これからのイノベーションも期待できるため、一概に否定はしません。

ですので、ロボアドの展望などを様子を見ながら、コツコツと積立投資をはじめてみましょう。

そして面倒くさいなって思ったら、ロボアドを導入するのもありかなと思います。

以上、ロボアドかインデックス投資家の比較について解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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