45歳で早めに脱サラするセミリタイヤ実現法?「老後不安は原動力」

早期脱サラするセミリタイア実践方法とは?

「70歳まで働かないといけないのかな?」

「45歳くらいで引退する方法ってないかな?」

老後に向けた対策をするなら、45歳で引退を目指して方が楽しい。

実際に70歳まで働く時代は最悪だと思います。

健康寿命が約70歳ということを考えると、健康である期間は一生働けという考え方ですし、一生労働から解放されず、昔の人が謳歌していた定年後の豊かな老後なんてものは存在しないわけです。

しかし、20代から老後不安を感じ、45歳までに老後不安が解消できたらどうなるでしょうか?

すでに収入源も構築し、嫌な仕事はやらないセミリタイア状態になれば、老後にはなっていない時期から定年後の生活が謳歌できるわけです。

人生が長期化しているので、働いてばかりいても退屈でしょう。

生活のために嫌な仕事をすることなんてまっぴらです。

今回は、老後不安に悩む20代・30代が45歳で早期脱サラする方法を解説します。

「60歳定年まで頑張ろう!」という時代から、

「70歳定年までは頑張れないから、45歳くらいで早期引退する方法はないかな?」と模索する時代がくる

お金・家族・メンタルの3つが充実した早期引退ができるように、若者がこぞって努力していく時代になるかなと勝手に予想してます

この記事で学べることは?

  • 70歳まで働く人生は最悪である理由が学べる
  • 70歳まで働がなければいけない理由と、起こっている変化について学べる
  • 45歳で早期脱サラする方法が学べる
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70歳まで働く人生は最悪「早めの脱サラやセミリタイアが注目される理由」

意図しない働く期間の延長は、幸せと言えるのでしょうか。

寿命が延びた分だけ働かなければいけないのは仕方がないですが、やはり70歳まで働くのは長すぎるでしょう。

そのため、今後は早めの脱サラが注目される時代になる可能性が高いのです。

早めの脱サラが注目される時代になる?

70歳まで働く時代が当たり前になれば、価値を持つのは、早めの脱サラでしょう。

長期間働くのが嫌になった人は、極力早めに脱サラしたいと考えるからです。

とはいっても、ただ脱サラするために会社を辞めれば良いわけではありません。

「家族を養うだけの経済力を夫婦で構築し、二度と会社員に戻る必要がない完全に脱サラできる状態になる」ことに価値が高まってくる時代です。

家族を養わない脱サラなら、わたしも経験したことありますし、誰でも経験できます。

お金がないので結婚もできないですし、結婚したとしても子供に十分な教育を与えることができず、会社にいかない自堕落な生活を送ることになります。

その状態で、結婚しようとか、子供に十分な教育を与えようと思ったら、再び会社員に戻るしかなく、再び働くことになってしまうからです。

しかも、30代前半から脱サラして35歳まで働かない状態でいた場合、専門知識が必要な仕事で脱サラしたわけではない場合は、転職する際に職歴がない人となるので、単純に不利となる可能性もあります。

意図しない働く期間の延長は最悪

はっきり行って意図しない働く期間の延長は最悪です。

55歳くらいの役職定年までなら、部下も沢山いるでしょうし、仕事も楽しいと思います。

しかし、60歳を超えてから再就職されたら、自分が働きたくもない仕事につく可能性が高く、生活費のために働かなければいけないので、嫌な仕事をこなさないといけません。

日本人の健康寿命は約70歳ですから、70歳で定年を迎えたあとは、何かしらの病気にかかっている可能性もあります。闘病生活を余儀なくされる可能性もあるのです。

個人的には70歳まで働く時代は、仕方がないなと思いつつも、最悪な時代が来たなと思っています。

70歳まで働く理由と起こっている変化とは?

70歳まで働く理由は生活費が不足することです。

長寿化により100歳まで生きることになった場合、60歳から定年を迎えると、40年間で約1億5000万円ほどの生活費が必要になります。

また、最近では20代・30代でも老後不安を心配する人も多く、優秀な人はこぞって複数の収入源を作ろうと投資をしたり努力をしているのです。

生活費が不足する

70歳まで働く原因の1つが「長寿化により生活費が不足する」ことです。

100歳まで生きた場合、60歳からの生活費はいったいいくら必要でしょうか?

毎月30万円ほど使って生活すると考えると、360万円×40年=1億4400万円となります。

金融庁の調査によれば、老後資金は2000万円ほどが不足するともいわれており、年金や退職金等があったとしても、不足する可能性が高いというわけです。

定年後の老後資金は2000万円不足?自助努力が必要「金融庁発表」
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生活費が不足する分、政府としては生活費を補填するために長期間働いて欲しいと思っているでしょう。

事実、企業型の確定拠出年金は70歳受け取りを選択可能の方向にするなど、70歳まで働くことを見越した制度を現在調整しています。

生活費が不足するという問題は避けることができないため、70歳まで働く流れになっているのです。

20代・30代も安定を欲する人が増えている

20代・30代と話をしていると、老後不安やキャリアアップを考えている人が多くなってきたという実感があります。

新卒の際には将来のことなんて考えてもいなかった人でも、社会に出て、働くことの現実を知ると、自分のキャリアを真剣に考えるようになり、すぐに転職する若者も増えているのです。

若いうちから積極的にキャリア形成をする理由は、老後不安のため、安定を求めているからでしょう。

20代・30代に物欲がなくなったと言われていますが、実際は20代・30代は昔に貧乏になっているので、ただものが買えないだけです。

貧乏も経験し、日本はこれから下降していくしかないという現状を見ています。

さらに70歳まで働くという現状を直視した結果、安定を欲する人が増えているのです。

優秀な人でも収入の多角化を考え始める時代

高年収で比較的裕福な人たちは何を考えているのでしょうか?

比較的年収が高い人たちの話を聞いていると、彼らは彼らで年収が高い今の状態は続かないと考えており、収入の多角化を考えている人も多くいます。

高年収の人は消費に使っていたお金を節約し、資産形成を行なっています。

  • 不動産
  • 株式
  • 投資信託

などを購入して、副収入を得る方法を模索しているのです。

45歳で脱サラ・セミリタイアを実現する方法「70歳まで働くのを阻止しよう」

生活費の不足という原因から発生する70歳まで働くという流れは避けられません。

そう行った現状を直視している20代や30代は安定を求めて行動しています。

また、高収入で優秀な方々は自身の生活を安定化させるため、複数の収入源を構築しようと試みています。

個人的に思うのは、20代から老後のことを考えて生活するなら、早めの脱サラを目標に行動した方が楽しいということです。

20代・30代から45歳までに引退できる体制を整えられれば、45歳からセミリタイアも可能でして、嫌な仕事を断り、好きなことに取り組める充実した人生になれるのです。

45歳で脱サラを実現するにはどうすれば良いのでしょうか?

45歳時点で2億円を貯め、貯金を切り崩して過ごす

まず、45歳から100歳まで必要な金額を計算してみましょう。

先ほどと同様に月30万円の生活費で55年間生きていくことを考えると、約2億円になります。

45歳で早期脱サラを実行するなら、2億円を稼げば可能なのです。

はっきり言ってしまえば、一般人が月に2億円も資産を構築するのは不可能に近く、仮想通貨やIPO株・FXなどのリスクを負った投資をしなければ、2億円を稼ぐことは不可能なのです。

残念ながら2億円を貯蓄するのは非現実的だと言わざるを得ないでしょう。

45歳時点で月20万円が入る資産運用をする

2億円を稼ぐのは一般人には不可能であり、非常に難しいことだと思います。その次に考えられることが、最低でも月20万円の収入が入るような資産形成をすることです。

月20万円の収入を得ようと思ったら、下記の方法があります。

  • 不動産で月20万円の家賃収入を得る
  • 配当金で月20万円の配当収入を得る

月20万円の収入が得られる金額は投資利回りで考えてみましょう。

  • 投資利回りが3%の場合:8000万円
  • 投資利回りが4%の場合:6000万円
  • 投資利回りが5%の場合:4800万円

投資利回りにもよりますが、最低でも5000万円以上稼げれば、月20万円が入ってくる資産が形成できるのです。

私の場合は高配当ETFで米国株に分散投資をしており、利回りが大体3%程度です。8000万円の資産が形成できれば、脱サラして、セミリタイア人生が送れるというわけです。

生活費が30万円の場合は、10万円ほど不足します。

不足してしまう金額は、趣味に近い仕事や副業で稼げれば問題なしです。

ETFでの配当金生活については下記の記事で解説しています。興味がある人はどうぞ。

ETFの分配金で副収入を構築する方法【投資だけでは無理ゲーな理由】
ETF投資だけで副収入を構築するのは、多額の金額が必要になり無理ゲーです。しかし、ETFの分配金の副収入は、圧倒的な安定性で、生活基盤にもなる。ETFの分配金で副収入を構築する方法とは?

45歳で脱サラ・セミリタイアしよう「70歳まで働くのを回避しよう」

生活費の不足により70歳まで働く流れは避けることができません。

しかし、70歳まで働くことが明確になればなるほど、20代・30代という若い人々が老後の不安を抱き、なにかしら行動するようになります。

そのような方々は、どうせなら20代からの20年間は老後対策を行い、45歳で早期脱サラすることを目指してみると面白くなるかもです。

  • 長期間働くことが当然の時代
  • 老後に向けた準備を若い時期からする人の増加+早期退職したい人も増加
  • 若い時期から20年努力して早期退職の体制を構築する

黙っていても70歳まで働くことは避けられません。しかし、努力次第では70歳とは言わずに45歳で早期退職できるくらいの資産が構築できてしまうでしょう。

以上、45歳で早めに脱サラするセミリタイヤ実現法?「老後不安は原動力」を解説しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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